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容姿の時代 (幻冬舎文庫)
 
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容姿の時代 (幻冬舎文庫) [文庫]

酒井 順子
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

OLの肉色ストッキング、ナチュラルメイクと晩婚化、女性誌の対立、おばさん化への怯え。容姿という厄介な存在と死ぬまで戦い続ける現代人の哀しみを、鋭く凝視した辛口エッセイ。

内容(「BOOK」データベースより)

「外見はいいに越したことはない」この「容姿の時代」に私たちは他人をどう見、他人からどう見られるべきか。OLの肉色ストッキング、ユニクロの功罪、着物の罠、ナチュラルメイクと晩婚化、女性誌の対立、おばさん化への怯え…。容姿という厄介な存在と、死ぬまで戦い続けなければならない現代人の哀しみを、鋭く凝視した辛口エッセイ。

登録情報

  • 文庫: 254ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2004/04)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4344405056
  • ISBN-13: 978-4344405059
  • 発売日: 2004/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gogoqp
形式:文庫
「人間は顔じゃないから、性格がよければ必ず幸せになれるよ」、などというコトバに慰められつつも、なーんかちょっと、ウソ臭いような・・・。
そう、世の中は所詮「容姿の時代」なのです。

・・・などと言えば、見も蓋もないですが、そんな、世の中の建前に著者の鋭いつっこみが飛び交い、うならされます。実は、話題の「負け犬の遠吠え」の著者だとは知らずに読んだのですが、単なる服装や見た目から現代日本文化論にまで近づけての考察、いやおもしろかった。

日常生活において、私たちはこんなにも見た目に影響され、それに一喜一憂して生きているんだなあ、と感じました。

このレビューは参考になりましたか?
25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は、一般に人間の評価において「容姿は関係ない」とされておきながらも、実はそれが大いに「関係ある」ということを、主に女性の容姿に関する著者の現状認識から、明らかにしたものである。

著者は、かつての、均一的な流行の存在や、「それらしい服装」が許されたものの、現在では、安価でも「センス」がいいとされるファッションが多数出現したため、実のところ、何歳であろうとも、どういった社会階層であろうとも、「容姿戦線」から撤退することが逆に困難になっていると指摘している。

さらに、こうした「容姿戦線への総力戦」とも言える状況のなかで、リベラル的な「容姿は関係ない」といった表向きの認識が、逆に、容姿によって損失を被っている人々が、容姿ではなく、「自分」の問題として認識しなければならないという状況に追い込まれているのではないかとも指摘していることは、示唆的である。

このことは、実際には階層格差が存在していながら、高度成長期の「総中流意識」のために、それが前提とされずに、逆に階層の固定化や階層移動の可能性が縮減されてしまった、ということとも関連するともいえる。すなわち、容姿によって「損得」が存在するのであれば、それを前提として、容姿によって損を減少する方策を考えるなり、また、それを乗り越えるだけの方策の構築が可能なはず、ということだ。この意味でも、実際の格差や構造の自己満足的隠蔽に過ぎない、いわゆる「戦後民主主義的」思考の欺瞞性は明らかだろう。

しかしながら、これはあくまでも評者の「読み」に過ぎず、著者が、ここまでの問題意識を有しているかは、必ずしも明示されていない。確かに、著者は、極めて淡々として指摘しているに過ぎず、逆にこうした「実証」の積み重ねこそが、土台となる強固な主張の存在を示唆するのではなかろうか。こうした意味で、著者の問題構成力と洞察力の独自性と鋭敏さには、感銘を受けるところである。

このレビューは参考になりましたか?
29 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ああ、小市民 2004/10/22
形式:文庫
 なるほど、なるほどと思いながら面白く読んでいましたが、心のなかにオリがたまるようにだんだん不愉快になり・・・読み終わった今は完璧にむかついています。
 センスよく生きることにこだわって、自分の目・他人の目を気にし、窮屈に窮屈に生きている、そのために意地悪で冷たくなっている作者の視線に疲れます。センスよく生きるって、そんなに大切なの? だいたいセンスよく生きるってどういうことよ? ちまちましてたら、そのうちセンスなんて考えたこともない怪物に頭からばりばり食われちゃうよ。
 昔はこういうのを「小市民」と呼びました。それも自虐的に「私って小市民」なんていう風に。もしかしたら作者もそう言ってる? 「私って小市民、そして時代も小市民的」って?
 
 
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投稿日: 14か月前 投稿者: 倒錯委員長
原罪
うーん、鋭いエッセイだ。ちょいと「おわりに」からの一段落を引用します。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/3 投稿者: うよ助
よく見てるねーー
目の付けどころはさすがです。

『負け犬』という言葉を作るくらいのひとですから。。... 続きを読む
投稿日: 2006/2/5 投稿者: 20051102
陰気で底意地の悪い怨念エッセイ
相当美人が嫌いでコンプレックスのある人ですね。
それが原動力になって、悪口エッセイばかり何十冊も書けるんだろうと思いますが。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/13
面白かったですよ
 そこまで周囲の目を気にしなくても…とも思いましたが、ここまで周囲の目を気にする人じゃなかったら、少々しつこいほどの洞察は出来なかったのでしょう、きっと。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/9
浅すぎ
容姿にとらわれる現代人たちを料理する前に、精神分析の
一つでも学んだ方がいい。著者の考察が浅すぎて嫌になる。... 続きを読む
投稿日: 2005/2/2
酒井順子さん
同世代の私にとって、酒井さんの文章は雑誌を買えばたいてい読めるもので、その鋭さに ほほう... 続きを読む
投稿日: 2004/5/20 投稿者: shirayuki12
テーマが素晴らしい
「人間顔より心よね」とよく言われるけど、それが事実か
はては奇麗事か、酒井順子さんのエッセイでじっくり堪能してください。... 続きを読む
投稿日: 2002/7/25 投稿者: 昭和激動期
テーマが素晴らしい
「人間顔より心よね」とよく言われるけど、それが事実か
はては奇麗事か、酒井順子さんのエッセイでじっくり堪能してください。... 続きを読む
投稿日: 2002/7/25 投稿者: 昭和激動期
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