サブプライムショック後の情勢を前提としたマネープランの本です。老後資金、子供の教育資金、住宅資金の用意のしかたを書いてあります。これらの章は類書に見られるような平均的なものですが、700円の新書で読めるのだからコストパフォーマンスがいいと思います。最初の1冊にお勧めです。40代未満の夫婦が読んでも、十分参考になると思います。準備は早いに越したことはありません。
そしてこの本独自の特徴は「資産運用は本当に必要なのか」の章にあります。お上や証券会社が「貯蓄から投資へ」の大合唱を進める中で、この本はリスクを負う投資について慎重です。どうしても今やりたい人に対しては、投資の心構えと資産配分の目安を示しています。
私はかつてインフレ懸念におびえて投資して失敗したことがあるので、この章の言葉が身にしみました。私はまだ40代ではないし世帯持ちでもありませんが、今この本を読めて良かったと思います。