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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現代の家族小説,
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レビュー対象商品: 家日和 (集英社文庫) (文庫)
奥田英朗の「家日和」です。現代の家族小説です。昭和とも違う、バブル期とも違う「現代」の家族小説になっています。ですから感情移入もしやすく、どこかの部分で自分と同じや、共感できる部分も多くあると思います。そしてその作者の視線は現代の家族のあり方を、やや批判めいて見つめています。その部分に共感と同意が生まれます。その感覚が作者の作り出す「家族」に我々読者がひきつけられる理由になっています。ネットオークションにはまる主婦。会社が倒産し、突然「主夫」となり家事全般に目覚める夫。妻が出て行き、残された家で自分の城を作り上げる男。内職中の妻の妄想。山師の夫を持つイラストレータの妻の思い。ロハスにはまる妻を冷ややかな目線で見つめる作家の夫。どの作品も素晴らしいです。個人的にはラストの「妻と玄米御飯」です。現代批判と妻への愛情が交差する秀作となっております。
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日常をテーマとした秀作。おもしろい。,
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レビュー対象商品: 家日和 (単行本)
様々な立場の人の日常が、軽いタッチで描かれている短編集。その中で秀逸だったのは、インターネットオークションをテーマとした「サニーディ」。オークションにのめりこんでいく主婦の心情が手に取るようにわかった。自分もオークションを活用するが、似たような気持ちになる。 ごくありふれた人物の、別に何ということもない日常を題材として書かれているだけに、登場人物に共感する読者も多いのではないだろうか。いつもながら、奥田氏の手法はすばらしい。
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
定価で買ってもおしくない本,
レビュー対象商品: 家日和 (単行本)
ガールを読んだときもそう思ったのですが、奥田さんって、女性を見る目が優しいです。 女の底意地の悪さや、どうしようもない情けなさや、 そういうのが、全然感じられません。 女だけでなく、人間全部に優しいのかもしれないなぁと思います。 短編集なのですが、どのお話も、それなりに大変なのに、なぜかほのぼのとして。 くすっと笑えるし。 ほんとうに安心して読める1冊と思います。 定価で買ってもおしくない本と思います。
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