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私がこの中で特に興味深かったのは、拉致家族でありながら、家族会に参加せずに、独自に北朝鮮にいる息子と交流している寺越さんだった。新聞等の報道では、なぜ寺越さんが家族会とは違った行動をとっているのか、正直言ってよく分からなかったが、この本では、その真相も語られていた。
すべての家族の苦悩を読み、いかにこの国が、国として崩壊しているか非常によくわかった。自国の同胞を取り戻すのに、卑屈なぐらい及び腰の政府と外務省。普段は人権、人権と大騒ぎするくせに、相手が北朝鮮となると、黙殺するマスコミ。
そこまで考えると、国民一人一人にもそんな売国政治家や似非マスコミをのさばらせた責任はあると思う。もちろん、私も含めて。
ぜひ一度、この本を読んで、国とは何か、人権とは何か、私たちに何が出来るのか、を考えたい。その行動が、拉致問題解決の大きな原動力となることを祈りながら。
五人の方々が帰国されて、九ヶ月が過ぎましたが、
その後、何の進展もありません。
増本さんのお父様の痛々しいお姿、今も忘れられません。
そのお父様が「わしは日本を信じるッ!だからお前も信じろッ!」とおっしゃった由、
涙をこらえきれませんでした。
24年間、裏切られつづけ、それでも、ようやく帰国がかなった方もおられるのに、
我が娘はあろうことか”死亡”と告げられ、
そのことに対する対処も手ぬるい・・。
それでも「信じる」と。
日本人としての誇!りを持って。なんという矜持。
素晴らしいお父様でしたね。
この本を、特に政府関係者が真摯に読むことを望みます。
できれば北朝鮮の政府高官たちにも。翻訳してでも。
何故、いつまでも家族会の方々の願いが届かないのでしょうか。
政府は、日本人としての誇りを持って、北朝鮮に相対してほしいです。
本当に、一日でも、一分でも早い解決を、心から願います。
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