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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フルボディーな家族小説,
By カスタマー
レビュー対象商品: 家族解散 (単行本)
最初、冗談かと思った。ふざけた感じの笑える文章だったから。でも違った。なんていうんだろう。家族と暮らしていて、心の中にじとーっとあった重いこと。いえなかったこと。表現のしようがなかったこと。 この小説の中にはそれがうまく描き出されていた。 読んでいて、すごく懐かしくて苦しくて、それでいて「ああ、みんなそうだったのかな」と安心できるような心持ちがした。とってもオススメ。
5つ星のうち 4.0
糸井重里ならではの世界。,
By
レビュー対象商品: 家族解散 (新潮文庫) (文庫)
日本の誇る名コピーライターにして、じつは埋蔵金発掘の第一人者でもある、ま、結局のところは「面白研究家」の称号が一番ふさわしそうな、糸井重里の長編小説。 変わった文体と手法で、ある家族の様子がそれぞれの立場から描かれる。 親の立場、母の立場、息子の立場、娘の立場。最終的に完結する物語は、悲しいくらいに現代的だ。 と書くと、難しそうに思えますが、単純に読んでて面白いです。 時々「さすがコピーライターだな」と思う箇所があって、そういうのも好きな人にはたまらないかもしれません。
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
家族解散,
By マシニングセンタ "マシニングセンタ" (神戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 家族解散 (新潮文庫) (文庫)
一般的には村上春樹氏との共著「夢で会いましょう」が糸井氏の小説家(?)としては有名でしょうが、なんていってもこっちが名(迷)作。新潮文庫版の表紙は吉田戦車氏によるもので、あのインパクトといったらなかった。話自体はトンデモない。というか話が無い。その無さっぷりがすごい。ポストモダンやリヒリズムをすっ飛ばして、彼は意味剥奪無意味無乾燥の只中に読者を引きずり込む。何故解散するのか、最後の高橋源一郎氏の解説まで、この本は「わけがわからない」。解説の通り、文学史上最大の問題作。
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