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家族狩り (新潮ミステリー倶楽部)
 
 

家族狩り (新潮ミステリー倶楽部) [単行本]

天童 荒太
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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第9回(1996年) 山本周五郎賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

脂肪にぎらつくナイフが、肉を骨を家族を生きながら裂いてゆく…美しき地獄絵サスペンス。「崩壊した家族に再生はあるのか」血の海に沈んだ家族がひとつ、またひとつ。一家心中か、連続大量殺人事件か。きっかけは、心理想談のラインに掛かってきた、一本の電話だった。一方的に暴言を並べた学生らしきその声の主は、一家皆殺しを宣言して電話を切った…。「愛の病理」がその巨体を街角に現わして、物語は二転三転、急展開。

登録情報

  • 単行本: 562ページ
  • 出版社: 新潮社 (1995/11)
  • ISBN-10: 4106027429
  • ISBN-13: 978-4106027420
  • 発売日: 1995/11
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 153,223位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「家族」とは?, 2005/5/9
レビュー対象商品: 家族狩り (新潮ミステリー倶楽部) (単行本)
作者にとんでもなく重い荷物を持たされたような感じがする。問いかけても問いかけても、決して正確な答えなど出てはこない。
「家族とは?」
相手をどんなに愛していても、それがうまく伝わらないときもある。声をかけてもらいたくてもかけてもらえず、寂しさに震えるときもある。家族の心がうまくかみ合わないときに、悲劇は起こる。誰もがいつも、誰かから気にかけていてもらいたいと思っている。自分が必要な存在だと思われたいと願っている。家庭が、傷ついた心を癒せる場でなくてはならない。家族が、その人にとってかけがえのない存在でなくてはならない。
今こうしている間にも、どこかでこの本に描かれているような悲劇が、起こっているかもしれない。できれば、そういう悲劇が一つでも減るようにと祈りたい。
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 この作者の本質はエンターテイメントだと思う。, 2003/8/11
レビュー対象商品: 家族狩り (新潮ミステリー倶楽部) (単行本)
ひたすら凄惨な殺人描写や、読むのが辛くなるような各家族の崩壊エピソードの数々(よく思いつくもんだと感心したものです)がこれでもかと叩きつけられて、まさに身を斬られるような思いで一気に読みふけった記憶があります。

最後の犯人とのやり取りがいかにもサイコホラー然としていて、それまでの独特の重苦しさからするとやや類型的になってしまって残念ですが、読んでいる間、ほかのことに全く手が付かなくなるような、そういう力がみなぎっている作品です。

後の永遠の仔は、はっきりと救済に踏み込んだためか、あまりセンセーショナルにならないようにという配慮を感じたのですが、この作品ではエンターティナー天童荒太の、下世話なほどの読者をひきつける技がおなかいっぱい味わえます。
個!人的には永遠の仔よりこっちのほうが好きです。堂に入ってる気がします。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 家族, 2006/1/14
レビュー対象商品: 家族狩り (新潮ミステリー倶楽部) (単行本)
天童荒太さんは、普通の家庭に育ったような気がします。それなのに砂の城のようにある日何かがきっかけで壊れてい家庭を見てきたかのように書き表すところがすごいなと思います。初めから終わりまで幸せで暖かな家庭を誰しもが望むはずなのにそうはいかないところに人間のもろさがあるのでしょうか?隣の家の事として読まないほうがいいかも知れません。
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