民法の親族相続編の定評ある教科書の第二版です。
内田貴教授の民法4との違いを大雑把に挙げると、
本書は、大学の講義を念頭に全体を等分しており、
冒頭にポイント、末尾に演習問題を掲げています。
ちなみに演習問題のポイントは巻末に付されており、自習も可能です。
さらに、内田民法の影響か、ケーススタディも設けられています。
また本書の魅力として、
著者のラディカルな立法論・政策論が随所に見られることが挙げられます。
初版においては、文字のポイントも大きく、
より著者の主張が鮮明に表れている感があったのですが、
改版に伴って、圧倒的に判例などの情報量が増したため、
気のせいか、そのような面が若干後景に退いた感があります。
ともかく、長く使える基本書としてお薦めの一冊です。