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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
温故知新家族,
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レビュー対象商品: 家族新聞 (単行本)
家族を撮る写真家・浅田政志(1979年三重県生まれ)が、いろいろな家族、それぞれの家族、摸索する家族、ひとつひとつの写真に家族がある。家族に求める姿は、同じではない。 家族を撮りながら、家々の写真も、とても印象的でした。 共同通信社の記者の視点で、文章が添えられている。 現代の家族が、問われている。 近年、所在不明高齢者が顕在化して、家族崩壊がクローズアップされた我が国である。 高度経済成長による産業構造の変化で、核家族化が進み、豊かさを享受したかに見えた「家族」が問われている。 この『家族新聞』は、「家族を考えてみませんか?」と語りかける。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
家族についてのさまざまな形の記録,
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レビュー対象商品: 家族新聞 (単行本)
この『家族』という概念、シンプルなようで実に難しい。血がつながっていれば、同居してれば家族なのか? と言われると、 そして家族としてのつながりとは? と言われると、 百人百様の答えがある。 そしてその百様のありさまの記録が本書である。 5Wのの問いに添ってさまざまな家族の背景の紹介がある。 晩婚、事実婚、別居婚、親の見合い、隠居、転居、里親、老人ホーム、後見人制度etc・・・ 詳しくは本書に譲りますが、21世紀〜2010年の日本家族のあり方を映し出した、 貴重な民俗誌であると思います。 それにしても浅田さんのなにげない家族のひとコマを写真に焼き付ける行為、 素晴らしいと思います。 日常の中にこそ、真実は存在する。 常にうつろい変わりゆく『家族』の様態の瞬間を見事に切り取ったカメラ・アイ。 当人たちですら分かってなかった何かが浮かび上がってくるかのよう。
5つ星のうち 4.0
「家庭崩壊」の喧伝とは関係なく広がる、共生のかたち,
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レビュー対象商品: 家族新聞 (単行本)
本書で取材されている「家」のかたちは多様である。老人ホームやコーポラティブハウスから、何のことはない近所付き合いのコミュニティや内弟子を抱える囲碁道場まで、バリエーションの広い共生の姿をレポートしている。撮影は自身の家族によるコスプレ写真シリーズで一挙に有名になった木村伊兵衛賞作家の浅田政志氏で、手堅くも温かい色使いのルポ写真を収めているのも好感を持てる。星を一つ削った理由は、バリエーションを出すことに優先順位が置かれているが故に、コーポラティブハウスや里子里親制度等の興味深いケースで、ここで取材された以外の他の事例をもっと読んでみたかった点と、紹介された個々の事例についてももっと新聞コラムの文字数以上のドラマを読みたいという食い足りない感があった点。また、写真がこの作家に僕が期待した割には真正面で手堅すぎたようにも感じた。(ぼちぼちコスプレ・シリーズの後に続くインパクトあるシリーズが必要な正念場の写真家さんなんですが、まあ、これは新聞記事になる前提の固めの企画だからしょうがないのかも。) 以上のようなケチはつけたものの、十分読者に自分なりの「家族」のかたちを問いかける力を持った好企画ではあります。何よりも、一人で生きていくよりも、誰かと暮らした方が絶対に人間は幸せになれることを思い出させてくれる温かさがこの一冊にはあると思います。その一方で、全然押しつけがましくない抑え目なところが良いですね。
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