朝日新聞でも紹介された
感情が高ぶると、髪の毛が異常な速さで伸びる特殊体質の少女・麻子と
彼女を取り巻く心優しき人々を描く連作短編コミック。
設定やプロットがとりわけ目新しいわけではありませんが、
家族、友人というかけがえのない存在について
真摯に、丁寧に描く点に好感が持てます。
個人的には、弟が母親と口論をした後に
ベットに突っ伏しながら
口惜しい。口惜しい。口惜しい。
布団がいい匂いで、口惜しい。
と思っているシーンは、
母親が自分に愛情を注いでくれていることが十分にわかっているからこそ
抱く複雑な感情が端的に表現されていて
とってもいいなぁと感じました。
また、カバーをめくったところに書かれている家族写真が
この本の良さギューっとを凝縮しているような
とってもステキな絵です☆☆
長らくご家族と話していない方や
オーソドックスで心温まる作品をお求めの方はゼヒ!!!