私は、自分自身のことが嫌いです。
私の家族のことは、それに以上に大嫌いです。
こんな話、理解してくれる人などこの世にいる筈もなく、私はこれまで誰にも話さず生きてきました。
書店で見つけたこの本の表紙には、”白い眼”をした家族が描かれています。
まるで、私の家族の“肖像画”のようでもありました。
この著者の本を読むのはこれが初めてですが、何より、この本の中で話されている相談者の言葉が
私には衝撃的でなりません。
なぜなら私がこれまで誰にも話せずにいた真実が、この本の中でそのままの形で語られているからです。
しかも、そんな魂の叫びにも似た話にじっと耳を傾け、寄り添う人がいるという事も知り、私は自分の体が
スッと透明になるような感じでした。
もしかするとこの本は、誰にでも薦められるものではないのかも知れません。
きっと、私のように生きるのが辛い人だけが、そっと静かに出会うべき本なのです。
一気に読み終えた今、なぜか夢中でこのレビューを書いています。