なつかしいでしょう、この映画。。。偏差偏重教育、受験戦争、有名な学校へ行って有名な企業に就職するといった、高度成長期に生れ、大人になった親達の創った工場のような、画一化した価値観。。。。。
それによって、子供の生まれ持った才能や、やりたいことを犠牲にしたり、まったく気づかなかったり、、、、そして親子のコミュニケーション不足、教育の他人任せ、、、いじめ、バット殺人など、その当時社会現象となったことを、コミカルにシニカルに表現した名作です。。。
伊丹十三、松田優作、由紀さおり、宮川一郎太、そして戸川純、、登場する俳優陣も個性派ぞろいで、どこか、コミュニケーションがギクシャクしているのが、その社会現象の根本的な原因であると皮肉っています。。。。工場のような個性のない団地、そして、横一列に並んだ食卓も象徴的ですね。
そして、エンディングのヘリコプターの音、、、なんか好景気の裏でいろいろな断絶や事件の多かった80年代を象徴していますね。
まあ、堅いことばかり書きましたが、かなり笑える、ブラックでコミカルなホントに面白い映画です。
この映画、20代以下の人たちには盲点ではないでしょうか???
観てない人は、一見の価値アリですよ。