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家族を看取る―心がそばにあればいい (平凡社新書)
 
 

家族を看取る―心がそばにあればいい (平凡社新書) [新書]

國森 康弘
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

看取りの形はそれぞれ違っても、家族を大切に思う気持ちは必ず伝わる―。そんな看取りを実践している柴田久美子と「なごみの里」。彼女たち「看取り師」への丹念な取材から、看取りの知恵と、看取ることの意味を探る。旅立つ人のためだけでなく、私たち自身のための「看取り」。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

國森 康弘
1974年生まれ。京都大学大学院経済学研究科、イギリス・カーディフ大学ジャーナリズム学部修士課程修了。神戸新聞記者を経て、フリーのフォトジャーナリストとして、イラク、ソマリアなどの紛争地や貧困地域を取材。国内では医療・少子高齢化社会の問題や元日本軍兵士、野宿労働者を取材し、新聞・雑誌などに数多く寄稿している。2008、2009年度上野彦馬賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 215ページ
  • 出版社: 平凡社 (2009/12)
  • ISBN-10: 4582854990
  • ISBN-13: 978-4582854992
  • 発売日: 2009/12
  • 商品の寸法: 2.6 x 1.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 本書は、死と向き合うことの極めて少ないこの現代社会で、「看取り」を通して死をどう受け入れるのかを伝える渾身のルポルタージュ。
 著者は、看取りの家である「なごみの里」で、終末期を迎えた「幸齢者」と心から向かい合い、時には自らが介護パンツを履いて介護される側の不自由さも体験する。
 様々な看取りの家族のことが紹介されているが、共通するのは、旅立つ人も、見送る人も最後の言葉は「ありがとう」とかけ合う感謝のことばだ。「看取り師」の柴田久美子さんは、 死は究極の贈り物であり、エネルギーを次の世代へ受け渡す命のリレーだという。
 インドのホスピス「死を待つ人々の家」を設立したマザーテレサは、「私たちは大きなことはできません。ただ小さなことを大きな愛でするだけです」、という言葉を残している。命の最後の瞬間に、もっとも大きな愛で抱きしめる。それが本書が伝える「看取り」のあり方だ。著者が言うように、私たちすべてが、1億2000万分の1の「みとりびと」なのだ。
 世代を超えて、誰もに読んで欲しい大切な1冊です。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 餅太郎 トップ1000レビュアー
形式:新書
「世界一手厚い介護」と、
代表の柴田久美子さんが言うくらい、
最期を迎えるお年寄りに、
「これでもか」というくらいの我儘を堪能してもらい、
幸せに旅立ってもらうことを実践している「なごみの里」
というターミナルケアをするNPOの話。

高齢者のことを「幸齢者」と呼んで、
人生の大先輩として、尊敬の念をもって、
介護にあたっている姿は、
「すごい」と思わずにいられないのだが、
柴田氏は、「誰にでもできるし、できることをやればいい」と語る。
それが、サブタイトルの「心がそばにあればいい」にも
表われているのだが、いちばん大切なのは、
まず、「気持ち」であることがよくわかった
(気持ちがあれば、できることはやるはず)。

とにかく、丁寧に取材して書かれている本だ。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
なんとなく自分とは縁遠いはなしだと思っていたけど、あるきっかけで手に取ることになり読んでみると目から鱗の本でした。看取りは、旅立つ人を周りの人が勇気付けるものだと思っていましたが、実は看取るこちら側が充足感と感謝で満たされる大切な儀式なのだということがわかりました。他人の生を見送るものではなく、自分の生を充実させるものなのだと。まだ実感としてはわかりませんが、これからそういう機会があれば自分も積極的に看取りたいと思えました。
また、実際に看取ることができなくても、遠くで思っているだけで思いは実際に通じるという実験結果の紹介がとても面白かったです。現在、子供を保育園に預けて働いていて、子供を手元で育てていない罪悪感を感じることもありましたが、「離れていても思っていれば思いは通じる」ということは育児にも当てはまるのかなと思い、勇気づけられました。
この本は、単に今現在看取りの現場にいる人だけでなく、いろいろな立場の人にとってそれぞれに勇気づけられる貴重な一冊だと思います。
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