石川結貴といえば、あの「ブレイク・ワイフ」の作者さんですよね。
今回の内容も、『サンデー毎日』に連載されていた「孤家族のゆくえ」を再編集したもので現在の様々な家族の形が取材をもとにかかれています。
そう、ノンフィクション!なのですが、読み進むだに、「これって本当の話なの?」と目が点になるエピソードばかりです。
何せ、第1章の”飢える子どもたち”ででてきた子どもたちの食事の内容というのがいきなり、
ご飯の上に駄菓子とマヨネーズの「駄菓子丼」
焼肉やウナギのタレをかけただけの「タレ丼」
幼稚園のお弁当に「コーンフレーク弁当」
なんだよね。しかも、たまにじゃなくて、ほぼ毎日コレ。
もちろん、私も食事が手抜きになっちゃう事は多々ありますが、それでもレトルトやインスタントだよ。
でも、取材を受けてるママ達は別に悪びれてないんだよねー。
「子どもが喜ぶから」
「ままごと感覚で楽しいみたい」
「キッチンを使うとマンションの査定に響くから」
「節約のため」
などなど。
他の章でも、パラサイトファミリー、ヨン様ブーム、離婚、介護、お受験などいろいろな事がとりあげられていますが、読んでいて一番感じたのは、
普通っていったい何なんだろう
という事でした。
エピソードにでてくる人は皆、行動の背景に「これが普通」「これが人並み」っていう価値観が共通してるんだけど、やってる事はそれぞればらばらなんだよね。
中流が一番しんどいっていう言葉に妙に納得でした。