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家族は孤独でできている
 
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家族は孤独でできている [単行本]

石川 結貴
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

邪魔だ!だけど…。夫も、妻も、子も、家族だけれどひとりでいたい―。「家族する」ことがプレッシャーである現代の、現実と病理をみつめ、希望を探るルポ。

内容(「MARC」データベースより)

お菓子やレトルト食品で生きる子どもたち、孤独をヨン様で埋める主婦、子どもを愛せない父親、キャリア娘と専業母の愛憎葛藤…。「家族する」ことがプレッシャーである現代の、現実と病理を見つめ、希望を探るルポ。

登録情報

  • 単行本: 189ページ
  • 出版社: 毎日新聞社 (2006/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4620317896
  • ISBN-13: 978-4620317892
  • 発売日: 2006/11
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
石川結貴といえば、あの「ブレイク・ワイフ」の作者さんですよね。

今回の内容も、『サンデー毎日』に連載されていた「孤家族のゆくえ」を再編集したもので現在の様々な家族の形が取材をもとにかかれています。

そう、ノンフィクション!なのですが、読み進むだに、「これって本当の話なの?」と目が点になるエピソードばかりです。

何せ、第1章の”飢える子どもたち”ででてきた子どもたちの食事の内容というのがいきなり、

ご飯の上に駄菓子とマヨネーズの「駄菓子丼」

焼肉やウナギのタレをかけただけの「タレ丼」

幼稚園のお弁当に「コーンフレーク弁当」

なんだよね。しかも、たまにじゃなくて、ほぼ毎日コレ。

もちろん、私も食事が手抜きになっちゃう事は多々ありますが、それでもレトルトやインスタントだよ。

でも、取材を受けてるママ達は別に悪びれてないんだよねー。

「子どもが喜ぶから」

「ままごと感覚で楽しいみたい」

「キッチンを使うとマンションの査定に響くから」

「節約のため」

などなど。

他の章でも、パラサイトファミリー、ヨン様ブーム、離婚、介護、お受験などいろいろな事がとりあげられていますが、読んでいて一番感じたのは、

普通っていったい何なんだろう

という事でした。

エピソードにでてくる人は皆、行動の背景に「これが普通」「これが人並み」っていう価値観が共通してるんだけど、やってる事はそれぞればらばらなんだよね。

中流が一番しんどいっていう言葉に妙に納得でした。
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By 弥生
形式:単行本
そもそも家族とは、そんなに通じ合えるものなのだろうか。

著者の石川結貴氏は、あとがきで上のように述べている。

その言葉を発した経緯は、読めば痛いほどに分かるはずだ。

通じ合うのを拒んだ人、がんばったけど通じ合えなかった人。

誰もが「家族」を荷物のように、抱えている。

もちろん、読む側の私も例外なく、だ。

だが読了し、家族を思い、ふと気づいた。

通じ合えなくても、家族ではなかったか?

この本は家族でがんじがらめになっている人に薦めたい。

家族との付き合いが、少し楽になるような気がする。
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形式:単行本
 本書を読んで、10年ほど前、ホームヘルパーをしていた友達が、しみじみと言った言葉を思い出した。「『サザエさん』みたいなうちは、ない」―。まあ、そうかもしれないな、と当時の私は軽く受け流していたが、今回、改めて、その言葉の深さ、重みを認識させられた。

 最初、寝転んで読んでいたのが、いつしか引き込まれて止まらなくなった。まるで、桐野夏生か天童荒太のサスペンス。そして、これが、フィクションでなくノンフィクションだという事実に、圧倒される。「家族」というものが、いかに「平和」とはかけ離れた「サスペンス」に満ちたものであるかを感じさせられる。本書のモデルケースが特別なのではない。夫婦、親子、きょうだい…。時代という背景を背負いながら、その関係は常にサスペンスフルなのではないか。なぜなら、「他人」でないから。「情」や「愛」が呪縛のように絡んでくるから。

 それでも、「家族」はあっていいものだと思うし、子供らにも、自分達の家族を作って欲しいと思う。が、本書の最後にもあったように、その「家族」のあり方は、今までの「家族像」とは違うような気がする。
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