最も参考になったカスタマーレビュー
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5つ星のうち 5.0
これはもう名作の域ですね, 2008/7/31
レビュー対象商品: 家族の誕生 [DVD] (DVD)
「グエムル〜漢江の怪物」,「美女はつらいよ」,「いかさま師」などの大ヒット作品を抑えて,「第44回大鐘賞映画祭」最優秀作品賞を受賞した作品です。 まあ,動員数だけで語れないのが映画賞で,派手な演出で目先をごまかしたような作品や,圧倒的な動員数を誇った「グエムル〜漢江の怪物」よりも,ストーリー性やドラマ性に優れた本作が選ばれたのはむしろ喜ばしいことで,韓国映画界が腐っていない証でもあります。 本作は,決してドラマティックではなく,日常社会にいくらでも転がっているような地味なお話です。 しかし,そんなお話だからこそ感情移入しやすく,ドラマの進行と共に喜怒哀楽を感じることができます。 演出的には,3組のカップルのお話がオムニバスになっていて,それぞれの話が終わってエンディングを迎えたときに,垂れ込めていた暗雲が一気に晴れて,清々しい青空が広がるようなハートフル感を味わえます。 流石に7人もの個性派俳優(ムン・ソリ,コン・ヒョジン,オム・テウン,チョン・ユミ,ポン・テギュ,キム・ヘオク,コ・ドゥシム)を揃えてくれると魅せてくれますね,2時間の映画でこんなに充実感を味わった作品は久しぶりです。 ハリウッド的なエンターテイメント大作が好きな方にはお勧めできませんが,“韓流”好きで,“人情物”に弱い方には超オススメの作品だと思いますよ。
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5つ星のうち 5.0
幸せをもたらす珠玉の三話, 2008/9/14
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映画の結末は確かに『家族の誕生』そのものなのですが、英語の副題『Family Ties』が表すように、家族の絆、結びつきを描いた作品であり、綺麗ごとばかりではない「縛られる。厄介者」などの負のイメージをも含めての家族の関係を濃密に描いた秀作です。 脚本、演出、出演者など申し分ない上に、三話のオムニバスになっていて、それぞれの話がどう繋がっていくのかの組み立てが実に巧いです。観る者の想像力を掻き立てる構成に成っています。 家を出たきり音沙汰なしだった、お調子者のロクデナシ(第三話で確信しました!)の弟オム・テウンを挟んでの姉ムン・ソリと20歳年上妻コ・ドゥシムの気まずい関係を描いた第一話。さすがの共演で最初から見応えのある展開でしたが、本作で光っていたのは、やはり第二話に登場するコン・ヒョジンでしょう。母親キム・へオクとの確執から「愛されたい」という心の叫びが聞こえてくるような孤独な女性を演じて強い印象を残しています。 第三話初めに彼女が登場した時(遠目でメガネ姿、わかりにくいです)にホッと安心して、観終わった後には更に幸せな気分に満たされる、そんな作品です。斬新な映像をところどころに撮りいれて楽しませてくれましたが、最後の花火は不要ですね。 韓国映画独特の香りをあまり感じさせない、舞台を日本に移しても成り立ちそうなので、広く共感を得られることと思います。
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5つ星のうち 5.0
ここ2,3年の韓国映画では最もお勧めします。, 2008/10/22
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何の関係も無さそうな、みっつのエピソードが十数年の時を経て最後に繋がります。 これも一種の「 グランド・ホテル 特別版」形式、 いや韓国だから「 サッド・ムービー」形式でしょうか(笑) 先輩レビュアーも書いておられましたが、 コン・ヒョジンの二度目の登場ではメガネ姿、かつ部屋が暗くてすぐには気がつきませんでした。 「テレビに出る」と言ったのはラストへの伏線だったのですね。 余談ですがコン・ヒョジンは今の韓国でもっとも注目すべき女優のひとりではないでしょうか。 私生活でも恋人のリュ・スンボムが元カレの役で特別出演しています。 コ・ドゥシムやキム・ヘオクはじめ、登場するのが皆さん全て素晴らしい俳優ばかりで、 舞台を観ているような感慨に捕らわれます。 ストーリーがしっかりしており、日本やハリウッドでリメイクされても不思議ではありません。 興行に失敗したのは不可解ですが、この2.3年の間に鑑賞した韓国映画ではピカイチでした。
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