内容紹介
本書は,家族療法と個人療法の両立・統合を視野におきながら,家族・夫婦療法――特に家族合同面接を中心に,その理論と技法を多くの事例を用いながら解説したものです。
個人面接においてクライエントから聞いていた親のイメージが,実際に会ってみると,ふつうに子どものことを思っている親にしか見えないことは,心理援助においてよくあることです。また非道な親のことを愛して止まない子がいるのも,またよくある現実です。さまざまな家族と会い,家族の力を借りながらよりよいゴールに導く家族療法は,数ある心理援助アプローチのなかでも治療的効果が高い方法として人気がありますが,個人療法でトレーニングを受けた援助者が家族療法を始めるのはなかなか難しいものです。
本書はそうしたニーズを汲んで「臨床心理学」誌上で連載していた人気コーナーをまとめたものです。著者自身,個人療法のトレーニングを受けて育った臨床家であり,「こんな本が当時あれば」と思って記したものが本書に結実しました。家族にかかわるすべての臨床家のための家族療法を学べる一冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
家族療法と個人療法の両立・統合を視野におきながら、家族・夫婦療法―特に家族合同面接を中心に、その理論と技法を多くの面接場面を例示しながら解説。