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家族というリスク
 
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家族というリスク [単行本]

山田 昌弘
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

パラサイト、フリーター、専業主婦に未来はない。愛情から経済まで、家族生活のリスクをのりこえる希望の戦略がここにある。

内容(「MARC」データベースより)

パラサイト、フリーター、専業主婦に未来はない。現実を見つめ戦略的思考で家族生活のリスクマネージメントを行ってはじめて、家族に希望が持てるのである。愛情から経済まで、家族生活のリスクをのりこえる希望の戦略を提示。

登録情報

  • 単行本: 252ページ
  • 出版社: 勁草書房 (2001/10)
  • ISBN-10: 4326652594
  • ISBN-13: 978-4326652594
  • 発売日: 2001/10
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
いろいろなところに掲載した短い文章をまとめた本なので、若干繰り返しが多い気がするが、文章は読みやすく、内容的にもとてもうなづける。

夢を追う、といえばきこえはいいが、現実的な目標をもてない社会であるとの指摘は、鋭いなぁとは思うが、じゃあ、うちの子はどうしたらいいんだよ、という感じもする。もちろん、この本は、単純なノウハウを提供するものではないので、それは自分で考えるしかないのだが。教育に関する言説は、上野千鶴子の『サヨナラ、学校化社会』とあわせて読むと、示唆されるものが多い。

「パラサイト・シングル」という言葉を考案(?)したあとの本で、反響がいろいろあったことが出ていておもしろい。

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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
従来の標準的家族モデルが、すべて右肩上がりの経済成長を前提としていた。今や給与収入が前年よりも下がる時代、教育費の増大や高齢化社会の到来、専業主婦の依存等、もはや「家族」を形成することが「安定」をもたらすことではなくなっている。「パラサイトシングル」の産みの親が、家族に潜むリスクにいかに対峙していくかを示してくれる。
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:単行本
現代社会では、少子化問題、熟年離婚、パラサイト・シングルやフリーターの増加、介護問題等「家族」に関する問題が増加している。かつてはセイフティネットとして機能していた「家族」がリスク化している。本書は社会心理学者ネッセの言葉「希望は、努力が報われるという見通しがあるときに生じる」をキーワードに現在の家族の問題を分析したもの。

特に、パラサイト・シングルについて筆を割いているので、その部分を抜き出すと次のようになる。かつての日本に比べ現在は豊かになっているので、若者はパラサイト・シングル(あるいはフリーター)という選択肢が増えた。著者は統計上の数字等を交え、少子化の原因はパラサイト・シングルにあるという。また、父親の収入が高い程その娘のパラサイト・シングル率が高いと相関関係を述べる。パラサイト・シングルの存在が不況に拍車を掛けているとも言う。そして、パラサイト・シングルの将来を悲観する。これに対する対策として、冒頭にも述べた「公平で努力が報われる社会を作る事が必要」と述べる。パラサイト・シングルに厳しい割には対策は残念ながら、あまりに抽象的である。

著者自身、「特効薬となるような処方箋が思い浮かぶわけではありません」と言っているので止むを得ない部分があるが、現状の分析と共に解決の方向性をもう少し詳細に語って欲しかった。本書は若者を主な対象に描かれているようだが、若者を持つ親(老人)、近い将来若者になる子供と考えてみれば「家族」全体に関る問題である。現状の家族に纏わる問題を要領良く纏めた良書と言える。
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