収録作品は「パンドラの函」
「愛の動物物語」
「隠密道中大変記」
「さびしがりやの彼女」
「美女と怪獣」
「家族ごっこ」
「お殿様にお願い」
「お星さまプリーズ」
「家族ごっこ2」と2の続編4コマ的描き下ろし「家族ごっこ3」です。
平成元年〜平成10年までと幅広くなっていますが1/4スペースの話はちゃんと続いている、という納得の一冊です。
「家族ごっこ」と表題作にありますが、表紙の絵柄は「家族ごっこ2」になっています。
「2」の方が「家族ごっこ」というタイトルにピッタリだった、というのも何だか遠藤さんらしい。
「2」は個人的に遠藤淑子の読みきりベスト3に入っています!
真面目な少年に無愛想な若者にナマイキ少女、という遠藤キャラ黄金比でできた作品ですが、
このテンポの良さと感情表現の巧みさは、遠藤淑子黄金期と言ってもいいかも知れません。
でもたった8Pの描き下ろしでもがっちりとファン心を掴んでしまうあたり、さすが。
「愛の動物物語」は割と初期のエッセイ風のものなので(こ〜ゆ〜のホント好き)、
最近の「犬ぐらし」でファンになった方にオススメです。