児童精神医学の専門医が書いたこの本。
表紙からも予想できるとおり、とてもわかりやすい本です。
両開き二ページで一項目が書かれており、イラストも多く、読みやすい。
アスペルガー関連の本は四冊買いましたが、これが一番よかった。
今までわかったつもりでいたことが、この本を読んで「私はわかってなかったんだな」と納得しました。他の方に理解して貰うにも、いい本だと思います。
主な項目
1,アスペルガー症候群の子の家庭生活
(誤解されやすい三つの特性/辛い練習ではなく、成功体験をさせる…等)
2,生活習慣とマナーについて
(常識的なことでも一から教える/上下左右や長短も教えないとわからない/電話や来客などの対応は完璧でなくてもよい/偏食になるのは、感覚や知識が違うから/入浴・洗顔をいやがる子には…等)
3,家族会議で問題を解決していく
(こだわりへの理解不足がパニックを呼ぶ/音や光には敏感で、汚れには鈍感なわけ/いらいらを沈めたいときの合い言葉…等)
4,外出先・旅先での注意点
(計画と準備をすれば、安心感が抱ける/合宿やキャンプなどにはできれば参加する)
5,独り立ちに向けてやっていくこと
(学校や医療機関と情報を共有する勤務先に理解を求めるのは大切なこと/独立が孤独にならないように…等)
お母さんお父さんへ向けてのアドバイスも沢山書かれています。
迷っている方には是非おすすめしたいです。迷わず☆五つです。