著者であり、漫画家であり、超インドア派である鴨居さんが出かけて会った、人やものや、動物の漫画エッセイです。絵も上手くて(私は空白があって、余白のない絵が好みです)気持ちよいですし、選ばれる「家出する先」の選択が妙に面白いチョイスで心地よいはまり具合と絶妙の知らなかった感と、ほんの少しの何で?の混ざり具合の心地よさがあって、もし飲み友達にいたら最高な人柄と思いました。
中でも興味惹かれたのが、
「漂着物」という存在そのものだけでも面白いのに、その専門家の切り口の面白さまで読み手をくすぐらせてくる『漂着物は謎とロマン』の漂着物と専門家の関係
私もお酒は好きですが、ラム酒は未だ未開の酒。そのラム酒に、ラム酒そのものを飲む以外でもここまで興味惹かせる、ラム酒を巡る人々の話し『複雑であったかいお酒たち』のお酒とその味わう環境
料理は好きですが(無論下手の横好き)そのモチベーションを1ランク上げてくれるのが料理機材や器なのですが、写真ではなく、漫画でその実物を見てみたくさせるテクニックの凄さ『たどり着けない「蛍窯」』の土鍋!
味覚という感覚の面白さに科学を使ってなお、楽しむ『味覚修飾植物』の味覚へのアプローチ
絶対面白そう競技なのに、あまり説明が無く、女子しか映像が流れないのが気になってた「カーリング」の氷無しバージョン「ユニカール」の話し『エンジョイ!ユニカール』の競技と競技者の可笑しさ
そして、真実を突きつけられるオビ会議のストレートさ。
面白がる、というポイントを広げようとする方、あるいはタモリ倶楽部的楽しみを1人でもすることに理解ある方にオススメします!私には直球ど真ん中の面白さでした!
1番の私の同意ポイントは『「家出」するたび思うのです、家の外には変な人がいっぱい!!あああツッコミたい!!』です。ホント、いろんな人がいますし、鴨居さんもきっと面白い人だと思います、いろんな意味で。きっと私も他の人には面白く見られているのでしょうけれどね。