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家に棲むもの (角川ホラー文庫)
 
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家に棲むもの (角川ホラー文庫) [文庫]

小林 泰三
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ホラー短編の名手・小林泰三が紡ぎ出した、恐怖のカラクリ短編集。

第2回ホラー大賞短編賞でデビューし、短編で定評のある小林泰三の恐怖作品集。不思議な人々が奇妙な世界に棲み、ありえない出来事を…。

内容(「BOOK」データベースより)

ボロボロで継ぎ接ぎで作られた古い家。姑との同居のため、一家三人はこの古い家に引っ越してきた。みんなで四人のはずなのに、もう一人いる感じがする。見知らぬお婆さんの影がよぎる。あらぬ方向から物音が聞える。食事ももう一人分、余計に必要になる。昔、この家は殺人のあった家だった。何者が…。不思議で奇妙な出来事が、普通の世界の狭間で生まれる。ホラー短編の名手、小林泰三の描く、謎と恐怖がぞーっと残る作品集。

登録情報

  • 文庫: 251ページ
  • 出版社: 角川書店 (2003/03)
  • ISBN-10: 4043470053
  • ISBN-13: 978-4043470051
  • 発売日: 2003/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
泰三の世界 2004/9/21
By カスタマー
形式:文庫
この作品集が出た半年後にもう1冊「目を擦る女」が出ており、こちらのほうが(特にSF系読者の)評価は高いようです。確かに収録作品個々の「平均点」は「擦る女」の方が高いようですし、SF系のプライズにノミネートされた作品もあります(「予め決定されている明日」)。筆者も「未公開実験」のラストに予想しながらもついのけぞってしまったクチです。が。
この作品集に所収の「お祖父ちゃんの絵」の壮絶なまでの仕掛けとインパクトにそれは雲散霧消してしまいました。この1作の展開の見事さだけでも読むに値する作品集といえます。現在のところ作者の最高傑作といっても過言ではないでしょう。
「擦る女」ほどの論理的思考や科学知識は必要としません。むしろ、「肉食は殺生だ」「家族でない誰かの存在を家に感じる」「今の記憶と子供のころの記憶は繋がっているのか」といったわかりやすい視点から発生する感覚的な恐怖が、この作品集には溢れています。でも、十分、しかも納得が行くほど怖いのです。「ホラー作家」としての作者の神髄が出ている作品集です。前掲「擦る女」とあわせての一読をおすすめします(世界観が繋がっている作品があります)。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
狂気が全編に漂うホラー短編集です。
正気と狂気の対比も鮮やかに、小林泰三いつも通りの世界が
繰り広げられています。
個人的には表題作の「家に棲むもの」と「五人目の告白」が
気に入りましたが、後半(「肉」以降)のアイデアがちょっ
とパワー不足で、全体としては標準的な作品でしょうか。
「酔歩する男」「兆」などの同氏の名作を読んだあとでは、

確かに物足りないかもしれませんが、ホラー作家小林泰三の
ど真ん中直球の作品集と言って良いと思います。
しかし、氏が書かれると何でも怖くなるのは、もはや出てく
るだけで笑いが起きる芸人のようなものですね。
脊髄反射で怖がりましょう。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By basedow
形式:文庫
「玩具修理者」や「人獣細工」のような、恐怖がつのるオチを期待して読んだのですが、残念ながら今回は少し物足りませんでした。特に「食性」と「肉」では半分読んだところでオチが判ってしまい(これもファンなればこそ・・・)、けっこう怖い話なのに恐怖が半減してしまいました。でもやっぱり小林泰三の作品は怖くて面白い。特に京都弁が出てくるのが憎い! 個人的には、オチが怖くはないが表題作と、あちこちに推理の手がかりがばらまいてある「五人目の告白」がお勧めです。
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