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投稿者: 宣長さん (詳しいプロフィールを表示) (香川県観音寺市) 賢治生前に発行された唯一の詩集『春と修羅』(大正13年刊)には「心象スケッチ」と題名の前に記されている。この作品には自然科学用語や宗教用語がちりばめられ、一種独特な宇宙感覚がある。どの作品も根底にあるのは「万物の幸福を願う」人間愛の追求である。中でも「永訣の朝」は、近代詩以降、深く精神領域に人の心を引き込む名編である。 東北花巻地方の冬の初め、みぞれの降る日に、最愛の妹トシが25歳の若さで死に臨もうとする時の詩である。 けふのうちに とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ (あめゆじゆとてちてけんじや) ... 続きを読む |
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