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この本は、宮沢賢治の作品の中に出てくる星が主人公です。星が擬人化されている…という訳ではないのですが、賢治の作品の中(主に"銀河鉄道の夜"、"よだかの星"そして"双子の星")に登場する星を中心にストーリーが進行していきます。
この星たちが織り成すストーリーを読み進めていくと、今までとは全く違った"宮沢賢治"や"宇宙"が見えてきます。私にとって、これはとても大きな事でした。今までは、 "銀河鉄道の夜"や"セロ弾きのゴーシュ"など、賢治の作品のほんの一部が好きだったのですが、この本を読んだことにより、"宮沢賢治"という人物に興味を持ちました。
この"宮沢賢治の星座ものがたり"を読むと、賢治の作品を読むときに、今までとはまた違った視点で読むことができます。賢治の作品は、読者の年齢層・環境などによって、受け止め方が大きく違ってくる事が、一つの魅力だと思います。それに加えて、さらに賢治が見ていた星かや、賢治の深層心理を知った上で、作品を読むことができるので、自分のなかでの賢治の作品のバリエーションが広がっていきます。 私はこの本を、少しでも賢治の作品に興味を持っている方から自他とも認める賢治の大ファン!という方にまで、ぜひとも一度は読まれることをオススメします。賢治が好きで星が好きな方は、絶対二度、三度と読みたくなると思いますよ。
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