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宮崎駿全書
 
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宮崎駿全書 [単行本]

叶 精二
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 3,297

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、長年にわたって宮崎駿監督をはじめ制作スタッフ・関係者に丹念に取材してきた資料を集大成したもので、宮崎作品を14項目の視点から多角的に解析している。

内容(「MARC」データベースより)

「カリオストロ」から「ハウル」、「水グモもんもん」まで、宮崎駿監督の劇場用作品をあらすじ、制作の経緯、作品の源泉、制作スタッフ、声優、音楽と主題歌、宣伝と興行、主な批評、総評など14項目から多角的に解析する。

登録情報

  • 単行本: 342ページ
  • 出版社: フィルムアート社 (2006/03)
  • ISBN-10: 4845906872
  • ISBN-13: 978-4845906871
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 21.8 x 15.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
キューブリックや黒澤明など、実写映画では様々な研究書/インタビュー/伝記/評論などが出ているにもかかわらず、アニメーション映画について技術的な側面や現場スタッフへの取材から書かれていることは非常に希だ。宮崎駿作品が世間的に注目されはじめたのは1980年代末からなので、アニメーションの歴史や技術的側面を知らない既存の実写映画の批評家/評論家の批評は的外れなことが少なくないし、実りのあるインタビューも少ない。宮崎駿は現役のアニメーションの映画監督であり、思想家ではないのだから、ちゃんとした作品論は待望されていたと思う。

この本はその第一歩といえるものになると思う。惜しむらくは、ページ数の制限などからだと思うが、データ部分と論考部分がいずれもやや物足りない。データ的な部分に関しては、日付(書籍では月日まで)も欲しかったし、論考部分では引用が多く、この筆者の独自見解が充分に展開されていない(個々の話は興味深いので、もっと突っ込んで書いて欲しい)。

フィルモグラフィー順に解説が進められており、読みやすい文体で、これまで明らかにされていなかったこと(たとえばカリ城の興行成績の実際の数値)が検討されている。

宮崎作品を体系的に観ていきたい人にはお勧めできます。
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24 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ロス
形式:単行本
先に同じ社より訳出・刊行された『キューブリック全書』は、天才S・キューブリック監督作品のデータブックとして有名です。

あとがきにも言及があるように、本書はあれの宮崎駿ヴァージョン
というところでしょうか。

『キ全集』に倣って、『カリ城』から『ハウル』その他の短編ごとに章分けして、あらすじ/制作の
経緯/作品の源泉/技術的達成、などの項目ごとにデータが二段組で詰め込まれています。
ジブリの公式ガイドブックをいくつも手がけてきた著者の集大成でもあります。

宮崎データ本はこれまでにも何冊かありましたが、大トリの登場というところですね。今後は本書
を経由しない宮崎評論は不可能、と断言できる完成度であります。

…と褒めるのはここまでにして、問題点をいくつか指摘します。

まえがきによると、宮崎作品評論の貧困さへの苛立ちが著者に本書をつくらせたとあります。
多分そうなんでしょうね。でも、公開当時の批評をいろいろ紹介するなかで、筆者が気に
入らないものに突っ込みをいれまくるのは正直どうでしょうか。(『キ全書』は批判的な
ものも淡々と紹介していた)

また、著者が力説するところの宮崎作品評論の貧困ぶりへの回答に本書が成り得ているのかと
いうと、私にはかなり疑問でした。宮崎には(とりわけ『もののけ姫』以後)批判の声も少なくなくて、そうした声を前に「お前ら勉強不足!」と取材データをいくら積み重ねても反論にはならないのではないでしょうか。

この筆者ならではの分析や洞察があまり見られなかったのも減点対象ですね。
今度はデータブックではなく評論本を!という期待もこめて、あえて☆はふたつ。
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