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宮崎駿の「世界」 (ちくま文庫)
 
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宮崎駿の「世界」 (ちくま文庫) [文庫]

切通 理作
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第24回(2002年) サントリー学芸賞・社会・風俗部門受賞

内容(「BOOK」データベースより)

アニメ作家・宮崎駿の仕事は「監督」という枠に収まるものではない。大気の流れからメカ、建物、動物、人間、草木、そこに流れていた歴史まで。画面上のすべてを自らの能力で統率する。地下に潜ったかと思ったら、今度はとてつもなく高い場所に上がっていく…世界は横にだけではなく縦にも見渡せるのだ。そして悪夢と解放を示す“落下”と“飛翔”―本当の表現とは一つしかない、それを探しているのだと言う宮崎駿。そもそもアニメーション自体が「らしさ」の表現であり、我々の何気ない動き、そして観察力に対する批評である。やがて、宮崎作品とともに生きてきた我々の時代とは何だったのか、あるいは彼が時代に何を残してきたのかが見えてくる。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 619ページ
  • 出版社: 筑摩書房; 増補決定版 (2008/10/8)
  • ISBN-10: 4480424881
  • ISBN-13: 978-4480424884
  • 発売日: 2008/10/8
  • 商品の寸法: 16.4 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 基礎知識, 2011/2/2
 私が読んだ限りでは、今まで宮崎駿作品を何気なく見ていた人のための
良き入門書ではないかと思いました。
稲葉振一郎さんの本ほど難解でなく、雑誌の記事よりまとまっています。
 深読みは横に置いておいて、まず全体像や基礎的な作品の魅力を
知りたい方に向けて作られたように感じました。
私もまだしっかり観ていない『未来少年コナン』を借りにツ●ヤへ走ってしまったので・・・(笑)

 この本を読んだ後は叶精二さんの『宮崎駿全書』を読むと、作品の裏事情が
より詳しく理解できて良いかもしれません。
もの足りない部分は自分で調べて、考察するのです!
そこが作品を観る楽しみのひとつではないでしょうか。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 宮崎ワールドへ, 2010/6/24
この本に出会うまで、自分は宮崎作品をそれほど真面目に集中して見たことが
ありませんでした。見ているつもりで、なんとなーく毎年テレビでやっている
定番アニメという感じで、当たり前のように国民的アニメとして知れ渡っている
せいか逆に見落としていたというか・・・

しかしあるきっかけでこの本を手に取る事になり、読み進めていくうちに
みるみる頭の中に躍動感のある世界が広がります。映像の気持よさが文章で
伝わってくるというか。その快感を味わいたくて読み終わった後はすぐにレンタル屋に
いって風の谷のナウシカを借りました。それから次の作品次の作品と、じわじわ
見ていき、すっかり宮崎作品の魅力にとりつかれてしまいました。
そういう意味ではもう既にファンである人が読むとおさらいになってしまうのかも
しれませんが、あまりハマっていない人は一度読んで映像が湧いてくる感覚を
味わってみるのをお勧めします。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 宮崎の難しさ, 2006/9/10
By 
くにたち蟄居日記 (Surabaya,Indonesia) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
 サントリー文芸賞を取った本ということで購入した。小生も権威に弱いわけである。

 宮崎映画は大好きである。日本が生んだ映画監督で 世界に対し 商業的に成功しうる監督は 黒澤と宮崎の二人だけだと思っているほどである。因みに 小津、成瀬、北野、大島、溝口といった監督達も海外での評判は 黒澤以上かもしれないが 果たして商業的に成功しえるのか。疑問に思う。

 そんな宮崎映画(とTV作品)を 誠に詳細に紹介している。各作品のあらすじを 紹介している部分を読んでいると 著者の思い入れがひしひしと伝わってくる。

 しかし それまでというばそれまでである。

 著者の述べる様々な意見は「各論的」に出てくるが 「総論」が見えない。「著者にとって そもそも 宮崎アニメとは何なのか」という部分が いまひとつ伝わって来ない点が一番もどかしい。


 結局 宮崎アニメというのは 非常に論じにくい。作品一つ一つの違いも大きい。ナウシカとポルコロッソを同じ人が造形していることすら 本来は想像を絶するのだ。著者にしても 難しいのかと思った次第。
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