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宮崎駿の“世界” (ちくま新書)
 
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宮崎駿の“世界” (ちくま新書) [新書]

切通 理作
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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第24回(2002年) サントリー学芸賞・社会・風俗部門受賞

内容(「BOOK」データベースより)

アニメ作家・宮崎駿の仕事は「監督」という枠に収まるものではない。大気の流れからメカ、建物、動物、人間、草木、そこに流れていた歴史まで。画面上のすべてを自らの能力で統率する。地下に潜ったかと思ったら、今度はとてつもなく高い場所に上がっていく…世界は横にだけではなく縦にも見渡せるのだ。そして悪夢と解放を示す“落下”と“飛翔”―本当の表現とは一つしかない、それを探しているのだと言う宮崎駿。そもそもアニメーション自体が「らしさ」の表現であり、我々の何気ない動き、そして観察力に対する批評である。やがて、宮崎作品とともに生きてきた我々の時代とは何だったのか、あるいは彼が時代に何を残してきたのかが見えてくる。

登録情報

  • 新書: 334ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2001/08)
  • ISBN-10: 4480059083
  • ISBN-13: 978-4480059086
  • 発売日: 2001/08
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 222,688位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
基礎知識 2011/2/2
形式:新書
 私が読んだ限りでは、今まで宮崎駿作品を何気なく見ていた人のための
良き入門書ではないかと思いました。
稲葉振一郎さんの本ほど難解でなく、雑誌の記事よりまとまっています。
 深読みは横に置いておいて、まず全体像や基礎的な作品の魅力を
知りたい方に向けて作られたように感じました。
私もまだしっかり観ていない『未来少年コナン』を借りにツ●ヤへ走ってしまったので・・・(笑)

 この本を読んだ後は叶精二さんの『宮崎駿全書』を読むと、作品の裏事情が
より詳しく理解できて良いかもしれません。
もの足りない部分は自分で調べて、考察するのです!
そこが作品を観る楽しみのひとつではないでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tkm
形式:新書
この本に出会うまで、自分は宮崎作品をそれほど真面目に集中して見たことが
ありませんでした。見ているつもりで、なんとなーく毎年テレビでやっている
定番アニメという感じで、当たり前のように国民的アニメとして知れ渡っている
せいか逆に見落としていたというか・・・

しかしあるきっかけでこの本を手に取る事になり、読み進めていくうちに
みるみる頭の中に躍動感のある世界が広がります。映像の気持よさが文章で
伝わってくるというか。その快感を味わいたくて読み終わった後はすぐにレンタル屋に
いって風の谷のナウシカを借りました。それから次の作品次の作品と、じわじわ
見ていき、すっかり宮崎作品の魅力にとりつかれてしまいました。
そういう意味ではもう既にファンである人が読むとおさらいになってしまうのかも
しれませんが、あまりハマっていない人は一度読んで映像が湧いてくる感覚を
味わってみるのをお勧めします。
このレビューは参考になりましたか?
73 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
問題外 2003/6/21
By カスタマー
形式:新書
愚本。この一言に尽きる。

宮崎の作品の場面場面を事細かに再現してくるが、いまさらルパンの空中平泳ぎだのナウシカの飛翔だのをくどくど文字で説明することのどこが評論なのだろう。作画技術の分析でもあれば別だがそういったものはかけらも見られない。「ビデオで観ておけ!」で済んでしまうことにどうしてこうも無駄な労力を費やすのか。

そのくせ肝心の踏み込みはあまりに浅い。宮崎の発言や関連情報のだらだらとした切り貼りに終わってしまっている。著者独自の視点や切り口といったものがみあたらない。これでは、これまで世に出たデータ本や公式ガイド本のよせあつめと批判されてもしかたあるまい。盲目的な宮崎ファンのこしらえたエセ評論本。あえて断言させていただく。

そして、こんな代物がサントリー文芸賞とやらを頂戴できてしまうとは嘆かわしい。絵がきれいで動きがかっこいいというだけで評価してしまう今のアニメ批評の貧困さがここにも現れているといえよう。

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