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宮崎勤事件―塗り潰されたシナリオ (新潮文庫)
 
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宮崎勤事件―塗り潰されたシナリオ (新潮文庫) [文庫]

一橋 文哉
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

80年代末の日本を震撼させた連続幼女誘拐殺人事件。「今田勇子」の名で犯行声明まで出した犯人・宮崎勤の狙いは何だったのか。彼は本当に精神を病んでいるのか。事件には、驚くべきストーリーがあった。捜査資料と精神鑑定書の再検討、関係者への粘り強い取材が、裁判でも明らかにされない真相を浮かび上がらせる。事件は終わっていない。今も宮崎勤は自作自演の舞台に立ち続けている。

内容(「MARC」データベースより)

すべての言動は、ある「シナリオ」に従って発せられていた。初公開の捜査資料が明かす、宮崎事件戦慄の真相。彼は今も、自分の脚本を忠実に演じ続けている。既存の報道と精神病論争を覆す渾身のノンフィクション。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 439ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/08)
  • ISBN-10: 4101426244
  • ISBN-13: 978-4101426242
  • 発売日: 2003/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 三輪そーめん トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
昭和末年〜平成元年に起こった連続幼児殺人事件のルポ。

著者の推測の多い作品でルポとしては決して良くないです。
ただ事件の裁判で明らかになった犯人の成長と環境。
数々の事件資料が多数掲載されています。
この事件の概略を知るには一番お手ごろな本だと思われます。

興味深いのは著者の思い込みも多数入っていると思いますが
事件発覚当時のマスコミの世論誘導の報道の手法。
結構、これで宮崎=サブカルチャー=悪という図式に
引っかかった人も多いのではないでしょうか?
このシステムの解説が興味深かった。
ネットが発達する以前はマスコミによる国民世論の誘導で国の進路を定められた感じが強い。
そして今でも彼らは国民を自由に動かせると思い込んでいる。
ぼんやりとだがゲッペルスの亡霊を見ている感じだ。
世の中を震撼させたこの事件もマスコミの誘導報道の洗礼を受けているわけです。

ところでこの本の著者は犯人宮崎の父親氏にかなり悪感情を抱いた描き方をしている。
なにか個人的な悪印象があったのか?
また事件そのものにはあまり重要ではなさそうな被害者の家庭環境を
それとなく揶揄したりもしている。
これらも含め全体的に著者の思い込みの世界で描かれた事件の真実に思える。
ルポタージュとしては余り読んでいてすっきりする作品ではないです。
このレビューは参考になりましたか?
29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
本書は、ある警察幹部の「宮崎は完全犯罪を狙い、自ら書いたシナリオに沿って事件を起こした。彼の不可解な言動はすべて演技だった」と言う告白に基づき、関係者への再取材や資料の再検討を行って、宮崎被告の“作られた狂気”を証明しようと言うものである。

しかし、私にはその証明が完全になされたとは思えない。たしかに、彼のやったことが「性的欲望を満たすための犯行」即ち「分かりやすい事件」に仕立てられてしまった面はあると思う。だが、逮捕時の杜撰な行動の説明はなされず、被害者をあらかじめマークしていたという証拠も示されていない。

また、文庫特別編として『宅間守と宮崎勤の共通する世界』が収録されている。ここでは宅間被告が死刑を免れるために精神障害を装っているとしているが、本書の発売日以降、弁護人の控訴を宅間自らが取り下げたことにより死刑が確定するのである。

むしろ私が本書から強く感じたのは、精神鑑定や、死刑も覚悟の上の劇場型犯罪への対処の難しさである。

このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
タイトルにある「塗りつぶされたシナリオ」というのは、宮崎事件について広く世間がイメージしている「自閉的なオタクの単純犯行」というイメージをくつがえす、という筋です。が、本自体は、宮崎勤の養育環境、学校での印象や犯した事件の詳細について経時的に詳しく書いてあるもので、世間の宮崎イメージを一変させるような衝撃的な内容ではありません。詳細なルポとして、宮崎勤のおかれていた環境、と犯罪の経緯を、淡々とつづっています。思想的、情緒的な表現はほとんどありません。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
宮崎勤の生い立ちが主な構成
この本を読めば、この男が相当な異常者であったことが分かる。
彼が生まれてから公判までの様子が書かれているが、... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: Manbow
宮崎勤という人間
寂しい悲しい苦しい人間 けど彼は楽しさだってあったはず 本当の宮崎勤は誰にも解らない 最期はどんな気持ちだったのかな それを聞けないのが残念です
投稿日: 2008/6/18 投稿者: もも
著者の意図するところは?
写真や絵図など興味深い資料は豊富なのだが、全体に中途半端な感じを禁じえない。本書の前提となる宮崎勤のシナリオは証明されたんだろうか? 消化不良。
投稿日: 2005/10/30 投稿者: sirou55
期待はずれ
事件の事実関係を知ろうとする人には、期待はずれの一冊でしょう。検証は主に宮崎の供述を比較するもので、そんな何の裏づけもないものの変遷を辿ったところで、何が見えてく... 続きを読む
投稿日: 2005/9/12
宮崎は精神病で、責任能力ないと思う
この本の一貫した議論自体、捜査員と記者の思い込みの産物のように思え、宮崎を精神病とした精神鑑定のほうが信頼できます。... 続きを読む
投稿日: 2005/1/15
不気味な天才
「あいつは変わっている」と一言では済まされない個性。どこまでも結論付けできない一人間を、一般人がどこまで理解できるのか。アナグラム解読のところは、彼の紙一重で天才... 続きを読む
投稿日: 2004/9/4 投稿者: julietomato
最後が必見!!
 一橋 文哉の本はいつも刺激的です。

 宮崎勤が現れて以降、「オタク=犯罪者」となりました。でも、この一橋 文哉の書を読んで、考えが改まりました。... 続きを読む

投稿日: 2004/4/13 投稿者: svn32
事件の深層は どこに?
~事件発生から 犯人逮捕までは 異常な猟奇連続殺人事件として 当時捉えていました。しかし 本書により より深い謎に包まれて事件全体が... 続きを読む
投稿日: 2004/1/10 投稿者: ss2001
ぞっとする本
もう15年前の事件なのですね。 宮崎勤(勉?)は今年41歳になったそうで・・... 続きを読む
投稿日: 2003/11/27 投稿者: t100万
現実味のない供述
どうやって女の子達は連れて行かれてしまったのか?何故大の男が幼い女児へ性的な関心を持っていたのか?警察はどう動いていたのか?... 続きを読む
投稿日: 2003/9/25 投稿者: buds
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