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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本建築って超・おもしろい!,
By ケンケン "Fuka-ku" (熊本市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 宮大工千年の知恵―語りつぎたい、日本の心と技と美しさ (単行本)
建築に興味が無くても楽しめる本です・・・かな。昔の建物は「周りの環境・背景などと調和を計りながら建てられていた」のだそうです(そしてとても頑丈で長持ち、大切にされていた・・・そりゃそーだろうな、心の込め方が違う)。つまり杓子定規的建築法ではなく、微妙に柱の配置をズラしてみたり、後ろの山々の背景にマッチするよう「後ろの山々の形がああだから、この建物の柱もチョット位置を変えよう・・・」と、建物を風景の一部として造っていた。仏閣でも中国のそれと日本のそれとでは全く趣が異なる。例えば屋根の「軒反り」。中国のそれは何処もかしこも同じ傾斜だが、日本のは風景に合わせ、また時代によって異なるのだそうだ。画一的な造りではなく、その場にあった工夫が施されているらしい。いかに「美しく見せるか。それも廻りの背景などと合わせて・・・」と。とかく日本の伝統的な建築物はそれのみでなく、周りとの調和を計った設計になっているのだそうだ。つまり「絵になる建物」ということ。あと、柱の組み方にも長年積み上げられた工夫があり、いかに日本の建築物が風土に即した、自然と調和した実用的なものかが丁寧に記されてある。その長年蓄積された叡智を知れば、日本建築の凄さが分かります。「古きを訪ね、新しきを知る・・・」これから自然を大切にしようという人には色んな面で役に立つ本ではないだろうか。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
話し言葉の文体が効果的,
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レビュー対象商品: 宮大工千年の知恵―語りつぎたい、日本の心と技と美しさ (単行本)
日本の古建築は、その自然条件から木造のものが大半であり、諸外国のそれと比べて特異なものとなっている。諸外国に多い石造の建築群と比べ、木造建築は維持管理が非常に難しく、まして高温多湿の環境の中で伝統を維持継承していくことは生半可なことではない。本書は、そうした継承の一翼を担った宮大工松浦昭次氏の著書である。文体は話し言葉で書かれており、読みやすいものとなっている。このため、建築学の解説書を読むような感じではなく、語り部が知恵を口伝しているような雰囲気がでており、内容にふさわしいものとなっている。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今だからこそ日本人に読んで欲しい!,
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レビュー対象商品: 宮大工千年の知恵―語りつぎたい、日本の心と技と美しさ (単行本)
失われつつある日本人の技能の素晴らしさが人間国宝の生きた言葉で綴られています。薄い本ですが中身は濃厚です。
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