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描写はあまりに赤裸々で年少者にはこの本は向かないかもしれない。
それをふまえた上で、富と権力を得、皇帝までないがしろにする
ほどの強権を持った数パーセントの有力宦官たちのあくなき権勢
欲、宮廷闘争、秘密警察としての暗躍に多くの紙面が割かれている。
中国史に有る程度興味がないと少しつまらないかもしれないし、
予備知識がないと解りづらい感もある。
宦官というものを理解するうえでとても参考になる本であるが、
研究書とは言えない。さらに興味があれば、できれば他の著作や
研究書にも触れることをお勧めしたい。
つまり、ここに記されている程度の内容であれば、既に日本語で書かれた「宦官関係書」に載っていることばかりなのです。
とはいえ、たいそう「面白い」本なので、宦官に関心のある人は本書を読んで後悔はないでしょう。お奨め致します。 「宦官」「酷刑」の次は是非とも香港の小明雄が著した「同性愛史」の邦訳を読んでみたいものです。
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