書いてあることは正論でその通りという気はするが、
どことなく表層的で心底からの納得感は得られなかった。
なんとなく底意が透けて見えるというか、
書名の「宣伝費をネット広報にまわせ」が狙いのそのものなのだろうけれど、
企業サイトが広報・宣伝の中心になるべきという主張は、著者達のための
利益誘導の言説としか受け取れない。
単純に考えて、一般消費者がわざわざ好き好んで企業サイトにまでアクセスするだろうか?
就職活動中の学生や、IR関係者は別として、消費者レベルでは商品・サービスの関連情報は
得たいかもしれないが、それ以上の興味を示すようには思われないのである。
Web2.0の当初に見られたWeb礼賛・楽観論が強すぎて、
昨今の状況をみるにつけリアリティが感じられなかったのが感想です。