本書は実験生物の不思議な力に魅せられた研究者が,これらの生物との日々のふれあいや奮闘を描いたエッセイ集。生き物の採取や飼育から始まる研究について語る文章は,昆虫少年が野山を駆け回っているような楽しさにあふれている。
第1章では現在のバイオ研究の主役を務める「モデル生物」たちが紹介されている。第2章,第3章では,昆虫,動物,植物,微生物,水中植物など,多種多様の実験生物が生活形の違いに分けて紹介されている。科学や生物学の面白さを知る,知的好奇心あふれる研究者はもとより,大学生や高校生にもぜひお薦めしたい一冊だ。 (ブックレビュー社)
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