メディア掲載レビューほか
大阪出身の豊田道倫のユニットであるパラダイス・ガラージは、アコースティック・ギターの弾き語りと自宅録音がルーツならではの歌へのこだわりと凝った音作り、ストレンジ・ミュージックだけど不思議とポップだから、“日本のBECK”と言われたこともあった。実質6枚目の本CDのプロデュースは豊田自身だが、福富幸宏が共同プロデュース。弾き語り、ポップで歯切れのいいロック、ヘヴィ・ロック、テクノ・ポップ、爆発ノイズが、強引な歌いまわしじゃないけど何故か音の中へ割り込む歌声とともにつながって流れてくるから、“楽しいこと、クソみたいなこと、どーでもいいこと……毎日いろんなことあるよ”と、詞で伝えるだけでなく音楽が歌ってるみたいだ。すごく生活くさい音楽だと思うが、すごくロマンティック。風呂ナシ台所便所共同の4畳半アパートでなく、風呂台所付き6畳のマンションに住む人の今の“フォーク・ミュージック”という風情ではないか。 (行川和彦) --- 1998年10月号 --
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)排他的な香りをたっぷりしみ込ませた叙情的な詞世界。ギター1本でも十分力強さを持った歌に絡む,打ち込みや生楽器の音群たち。70年代アングラ・フォークの香りの上に,90年代アバンギャルド感覚を塗りたくった彼らの歌世界。どんどん魅きこまれていく。★
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内容(「CDジャーナル」データベースより)