元刑務所の刑務官だった方が書いた本です。
それだけに、刑務所内部の設備や様子などが細かく且つ的確に書かれています。
主な内容としては、少年院で一体何が行われているのか、どのような教育がなされ、
犯罪少年たちを更正させようとしているのかということが書かれています。
この著書はルポ本とは違い、犯罪少年に対する憎悪や理不尽さを訴えているものではなく、
犯罪を犯した少年たちが、いかにして少年院における指導により変化していくかを綴っています。
そして少年院は『更正・教育』に力を入れ、それらをおこないますが、
少年刑務所はただただ服役するだけということも分かります。
収容されている少年本人やその家族にとっては更正が期待できる少年院がいいと感じることでしょう。
しかし被害者やその家族・遺族にとっては、加害者少年が刑務所で服役してくれる方を望むでしょう。
この本は、いかにして犯罪少年たちの心が変化し、そして更正し社会復帰していくかを綴っています。