とにかくおもしろい,読む価値大です.前書の『小泉官邸秘録』の続編というか,前書で詳述できなかった外交の部分に注力して記載されており,一国の首相がどのように他国との関係を築いているかが分かります.更に,首相の激務がどれほどのものかが分かります.小渕さんが職半ばで倒れられたのは,首相の激務以外にないモノと推察しますが,これを5年以上に渡り耐え抜いた,と言うか楽しんでおられた小泉元首相の強じんなる精神力,体力には敬意を表したく思います.
小泉元首相の身内が書いた実録だけに,記載がひいき目だと見てその分を差し引いたとしても,その内容は非常に興味深いモノです.特に前書で述べられている『構造改革』なるモノを実践しつつ,これだけの外交を展開していたとは驚きの連続でした.5年5ヶ月の間に51回もの外遊をこなし,十分な成果を得ていたことは凄いし,この書籍を読むまでは正直,元首相の外交成果を理解できていませんでした.本書を読むことによって政治に対しても興味を持つことができるのではないでしょうか? 前書と併せて読まれることをお勧め致します. 褒めすぎかな(?),でも率直な感想,おもしろかったので直ぐに読めてしまいました.