出版社/著者からの内容紹介
帝政ロシア秘密警察の極秘記録など多彩な資料を駆使して、ロマノフ王朝を崩壊に導いた「怪僧」としてその名を知られる男の謎に満ちた人物像に肉薄する傑作評伝!
内容(「BOOK」データベースより)
第一次世界大戦の泥沼化にともない、帝政ロシアの混迷は末期的な様相を呈しはじめる。皇后の絶大な信任を得て影響力を振るっていたラスプーチンは、「君側の奸」としてさまざまな立場の人間につけ狙われ、ついには暗殺者の手にかかる。本書は、数々の謎に包まれている暗殺事件に多様な角度から光をあて、遺体から毒物が検出されなかったことをはじめ、意外な新事実をあばきだす。皇帝一家を精神的に支え続けたラスプーチンが死んで数週間後、帝政ロシアもまたその歴史に幕をおろす―。秘密警察資料を縦横に駆使して描く、大転換期を生きた巨大な人間像に肉迫する力作。