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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歴史的意義の見直し,
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レビュー対象商品: 実録アヘン戦争 (中公新書 (255)) (新書)
作家の、陳舜臣が小説のアヘン戦争を執筆時に調べた膨大な資料を元に書かれたアヘン戦争の歴史書。その情報量の多さと正確は本当に圧倒的で、今なお色あせない。そして、陳氏してこの本、及び、小説版を書かせた最大の原動力が、間違って認知されてしまったアヘン戦争の歴史的意義を糾したいということ。 それは以下な内容である。 我々はこの本が書かれて20年以上たった今なお教科書等でこう教えられている。 「中国からの茶の輸入によって、膨大な銀が国!外へ流出していることを懸念してイギリス政府は、アヘンを中国に売りつける機会を狙っていた、そして清王朝の鎖国・不均衡貿易政策を題目に戦争をしかけ、勝利した後、膨大なアヘンを中国本土に流しつづけた」
5つ星のうち 3.0
敗因は武器の差ではない,
By 偏執狂的読書暦 (東京都足立区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 実録アヘン戦争 (中公新書 (255)) (新書)
毛沢東は「核戦争になっても中国人はたくさん居るから生き残れる」という趣旨の発言をしたらしい。今日世界一の超大国になろうとしている中国の究極の統治術は「統治しない」ことである。下々の国民のことなど知ったことではない。税金さえ集まればそれでいい、という訳だ。本書の道光帝はじめ北京政権にも同じことが言える。イギリスが大国清にこれほどあっさりと勝てた原因は彼らの中華思想にあることは疑いない。その中で林則徐の孤軍奮闘が際立って描かれている。 また戦争は経済とは切っても切り離せない関係だがアヘン戦争は純粋に商人の利益追求から生まれた戦争である。この戦争の本質を理解していた点でも林則徐は偉大である。
5つ星のうち 4.0
時代の転換期の様子をうかがい知る事ができる,
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レビュー対象商品: 実録アヘン戦争 (中公新書 (255)) (新書)
アヘン戦争を中心に、産業革命後の英国等のアジア進出で、タガが緩んでいた封建社会を崩壊していく様子が描かれている。 亡国の臣たる林則徐の苦闘、新たな世界に希望を見いだす 連維材らを見つつ激動する時代の転換期の様子を うかがい知る事ができる。
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