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全3巻からなる大河小説、同じ題材を扱った作品があるにもかかわらず本書「実録アヘン戦争」を書かなければならなかったのかを探しながら読んだ。
作家としての著者が事実を事実として書きたいと思わせる何かがあるのではないか?
その感覚を大切にしたいと思った。
だから、まずは事実を先に知っておこうと思ったので、小説版よりも先に本書を読んだ。
さすがに陳舜臣の筆は読ませるものがある。
読んでいて飽きないだけでなく時代のうねりのようなものがよく分かる。
陳舜臣の歴史観なのか、それとも中華民族の歴史観なのかよくわからないが、非常に感銘を受けた。
陳舜臣という作家をとおして見た歴史観、中国と日本の架け橋となってくれる彼のような作家がいてくれてうれしい。
素直に喜びたい。
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