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「実践」と謳われているが、
1.全体を通してフレームワークを利用したシステムデザインを念頭に置いている。 これは実践的にはしごく当然であるが、ある特定のフレームワークに拘らずどのようなフレームワークを用いる(あるいは自ら起こす)場合にもデザインとして留意しなければいけない点を明確に指摘している。
2.EJB関連の書物は多いし、「決定的な解決策」のようにEJBの利点ばかりを指摘するものが多いが、この本はEJBの現状での欠点を、あくまで現場からの視点で批評及び使用法の注意点を指摘している。 この箇所だけで??非常に有益であると思う。
3.MVCパラダイムの解説が非常に明確かつ的確である。 特にStruts等の特定のフレームワークに依存せず、この箇所だけ切り取っても本に出来るであろうと思える出来だと思う。
この本は、
俗に言うハウツー本とは違う。 「こうすればうまくいく」というアイデアが詰まった本ではなく、「こうするときには、こういう事に配慮しないと、こうなってしまう」といった忠告とその解説がぎっしり詰まった本である。
間違いなく入門書では無いが、そしてデザインでも上流工程のトピックが多いが、デザインを志すプログラマーが読んでも非常に有益であると思う。
特にデザインパターンにある程度明るければ、大きな意味を持つ本だと思う。
最後に、
ちょっとレビューが硬くなったがこの本自体はそんなに硬い本ではないことを記しておきます。 あくまで実践の書であって、実践に即して書かれています。
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