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実践!交渉学 いかに合意形成を図るか (ちくま新書)
 
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実践!交渉学 いかに合意形成を図るか (ちくま新書) [新書]

松浦 正浩
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

二人以上の人間が、未来のことがらについて、話し合いで取り決めを交わすこと―「交渉」をそう定義するなら、身の回りの問題から国際関係まで、使われる場面はとても多い。本書が扱う「交渉学」とは分野にしばられず、交渉にあたってのフレームワークを築き、当事者全員にメリットが出ることを目指すものだ。小手先のテクニックに終始しない、その基本的考え方と方法、そして社会的意義をわかりやすく解説する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

松浦 正浩
1974年生まれ。東京大学工学部土木学科卒。マサチューセッツ工科大学都市計画学科修士課程修了(1998年)、三菱総合研究所研究員(1998‐2002年)、マサチューセッツ工科大学都市計画学科博士課程修了(2006年)を経て、東京大学公共政策大学院特任准教授。Ph.D.(都市・地域計画)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 238ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2010/4/7)
  • ISBN-10: 4480065423
  • ISBN-13: 978-4480065421
  • 発売日: 2010/4/7
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By UA
形式:新書
学問としての交渉学について知りたい人にはまずこれをお勧めしたい。著者は土木出身であり、かつ実業も経験した上での研究成果を語り口調で読みやすく書かれており、かつ大学院での講義等のフィードバックも盛り込まれたコンパクトながら大変贅沢な内容になっている。MITを中心とした研究成果のためかと思うが、事例がアメリカのものが多かったため、第2版では日本の事例を増やして、著者として考え方も盛り込んでもらえればと思う。
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形式:新書
日本人にはわびさびというのか、いちいち言葉にせず非言語で合意ができる良い文化はあるものの、スピードが早くグローバル社会との繋がりが強くなった今の時代では、決定事項をあいまいにしてしまう習慣は、日本人の悪い癖の1つと言いきって良いように思う。

ビジネスの現場でもよくあるが、誰と合意すべきなのか?何を合意をするべきか?を何となく確認したことにしてしまい、こちらは言ったつもりでも相手はそうではないということは多分にある。

僕自分はできていると思いつつも、学問として学んでみたいという興味から、”合意形成”というサブタイトルにひかれて読んでみることにした。

前半の2章は、交渉の概要と方法論の分類で、72ページの表だけみれば理解できてしまうほど、重要な内容はなく3章以降の本題を読むための意識あわせと言った感じ。
(にしてはページを裂きすぎている感がある)
3章以降は急にギアチェンジし、著者の語りたいことがもりもりと出てくる。

著者は、おそらくビジネスとして使う経済合理性を最優先とした交渉学の本というよりも、よりよい社会を形成していくために自分たち国民の1人1人が直接の利害関係者として、政治や社会システムの構築に参加することを期待してこの本を書いたのだと思う。
その姿勢は非常に素晴らしいと思う。

事例を盛り込んでいて読み物としては面白いのだけれど、”交渉学”・”合意形成”をタイトルにしているのだから、1:1交渉と他者間交渉という分類で全てを説明するのではなく、それぞれをさらに分類・体系化しながら、力点や落とし穴などを盛り込んで、独自の理論でもかまわないので読み物で終わらせるのではなく、使えるモノとして欲しかった。

必要のない会話風の例え話はあるものの、言葉の定義や表の使い方は比較的丁寧でわかりやすく好感が持てる。

次の著書にも期待したい。(by otowa@<おとなの社会科>)
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