初版から変わらず、分かり易く端的に纏めてあり、雑誌レベルの記述と言えば分かりいいと思います。
そのため、実践的と言うには踏み込みが足りない部分がありますが、入門としては合格レベルです。
増補改訂版になって、プロジェクト管理手法PRAMIDを更に前面に押し出し、ExcelテンプレートがWebサイトで
ダウンロードでき、かつバージョンが古くなってしまっていたMicrosoft Projectの使用方法はなくなっています。
リスクについて、計画時の「リスク要因管理表」と実行時の「課題・問題点リスト(残件リスト)」と分けて
定義してあり、実際プロジェクトで運用された跡が伺われます。
打ち合わせ議事録もコミュニケーション計画と絡めて書かれてあり、即実務に応用出来ます。
このプロジェクト管理手法を「Object Browser PM」という製品としてリリース予定ということなので、
是非試しに使ってみたいです。早期のリリースが待たれます。
「進捗報告はパーセントではなく残存時間で管理する」というEVMに繋がる部分の記述が充実することを期待していましたが、
Microsoft Projectの項目を削ったことにより、記述自体なくってしまったのが残念。