これまでの2冊のCW本は歴史とコレクションがテーマだったのに対し、これはタイトルどおり実際の運用をテーマとした本です。CWの覚え方などといった入門以前の内容はほとんどなく、ラバースタンプからパイルアップの対処、リグの扱い方など実際の運用が本題となっています。PCによる送信も許容し、リグも高性能機の活用を挙げているなど、過去の固定観念にとらわれず現代の実践的内容となっているのが最大の特徴です。聞きやすい符合や扱いやすい電鍵などに関して、過去の経験則にとどまらず、符号のウェイトや電鍵の軸などを図示、明確化するなど、筆者の造詣の深さがよくわかります。CWで運用する人なら必携の書といってよいと思います。