その背景には、1990年代の後半に進展してきたADSL(xDSL)やCATVインターネッ
ト、さらにその後実現されたFTTHなどのブロードバンド・ネットワーク技術が、
2000年以降、急速に普及してきたことが挙げられます。日本では、自宅から高速
インターネット・アクセスを可能とするためのADSLやFTTHは、2006年3月の時点
で2,330万人となっており、最近では、FTTHのサービスにおいては、上り下り
1Gbps(共有)という超高速なサービスも各社から提供されています。
また世界規模では、2005年末の時点で2億回線を超えていると言われています。
本書では、音声、映像、インターネット接続のサービスを、すべてIPによって送
受信することから「IPトリプルプレイ」と定義しています。本書の編者であるア
ライドテレシスグループは、2003年に世界で初めてADSLによってIPトリプルプレ
イ・ソリューションを提案し、米国のウィスコンシン州の通信事業者で実現しま
した。
すでに欧米で実績のある著者陣が、トリプルプレイを支える基本的な技術やサー
ビス内容を、構築事例を交えながらわかりやすく解説した入門書となっていま
す。
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