ドラッカー流セルフマネジメントの行動原理を示した書
成果をあげるための行動原理が四つに集約されています。
一、時間管理
二、意思決定
三、自己目標管理
四、計画
この四つについての行動原理を実践シート付きで分かりやすく解説されてました。
実践シート一つ一つが今の自分自身の行動を顧みるいい機会となりました。
・成果を上げる者は仕事からスタートしない、時間からスタートする。
・成果を上げるには、自由に使える時間を大きくまとめる。
・基準は高く設定する必要がある。基準を低くスタートすれば、やがて
高くなるということは決してない。
・計画において重要なことは、明日何を行うかを考えることではない。
明日のために今日何を行うかを考えることである。
などなど、数々のドラッカー氏の至言がまとめられ、それぞれについての佐藤氏の解説が
身にしみました。ドラッカー氏の至言を通じ、また、佐藤氏の解説を通じ大きな刺激を受ける
書籍であった。実践し、成果を上げるための指南書であると感じた。
最近ドラッカーの要約本、解説本が多く出ているが、それらの解説本とは
一線を画す書籍であると思う。監訳者の上田先生があとがきにて「ドラッカーとは
それぞれのドラッカーである」と指摘するように、読者の私たちそれぞれが
各自刺激をうける箇所は違う。また、読む時々により刺激をうける箇所は変わってくる。
一般の解説本はその刺激が損なわれている。しかし「実践するドラッカー」の二作は
むしろ、佐藤氏の言葉を通じて新たな刺激を受けることができる書籍。
”成果を上げるために必要なのは、才能ではありません。それは習慣であり、
誰にでも身につけることができます。”と、
誰にでも身につけられ、実践できるように佐藤氏がまとめてくれた一冊。
数多くの知識労働者に薦めたくなる一冊。