本書は、バージョン管理システム Git の紹介やインストール方法といった入門的な内容から、Git の使い方、さらにはどのような思想で Git が設計されているのかといった深い部分まで書かれており、内容的にはバージョン管理システムを使ったことがない人から、Git を使ったことがある人まで幅広い層の人にとって役に立つものとなっています。
しかしながら、残念なことに本文の訳が悪く、読みにくい文章となってしまっている部分があります。 Git の思想的な部分は訳があまり良くなくてもそれなりに読めますしいいのですが、肝心の使い方の部分で理解しづらいところがあり、非常に困りました。 本書は 3 名の方が訳をされていますが、特に渡邉健太郎さんが担当されている 「ブランチ」 「差分」 「マージ」 「コミットの変更」 の章が読みにくかったと感じます。 Git を使う上で重要なところですので残念です。
内容的には良かったと思いますので、Git の使い方をある程度理解したうえで購入されることをおすすめします。