10年以上前の出版ですが、自動車技術者らしい視点にて
物理原則を雪上の滑りと結びつける説明は、興味深く時代遅れになることもなく
全く色褪せていません。
さらにスノーボードでもスキーでも共通に通用します。
技術書や教程に雑誌など多くを見てきましたが、初めての説明や見解が面白いです。
・横力・抵抗の関係をグラフ表現、そこからサイドカーブとたわみにつながる説明
・切り替え時の重心移動は直線的運動だという見解
・飛び出し角度で高さと飛距離、そこから着地時の衝撃の違いや滞空時間
・深雪で板の角度を揚力と抗力のグラフ。要求速度と抵抗のグラフ。
・最速降下ライン
初心者には難しい内容だと思いますが、
少し滑ったことがあれば体感の経験と本書の説明が結びつけば、
流して滑っていた何気ない一本が濃密な一本になりますね。