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実測!ニッポンの地域力
 
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実測!ニッポンの地域力 [単行本]

藻谷 浩介
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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実測!ニッポンの地域力 + デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
合計価格: ¥ 2,650

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

地域間格差なんてない!最強の地域エコノミストが「デタラメ」を切る。日本の子供の数は減っていない。小売販売額が増えているのは沖縄県だけ。工業の活性化は地域振興に結びつかない―。平成合併前の3200市町村の99%を訪れた経験にもとづいて明らかにする、負けない地域の作り方。

内容(「MARC」データベースより)

地域間格差なんてない! 平成合併前の3200市町村の99%を訪れ、日本全国の実情を熟知した地域エコノミストが、人口減少・高齢化がもたらすインパクトを的確に捉え、地域経済を構築するためのヒントを提起する。

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/09)
  • ISBN-10: 4532352622
  • ISBN-13: 978-4532352622
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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53 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:単行本
昔「メガミステイク」という本を読んだ。
あらゆる未来予測が、なぜ揃いも揃ってハズレるのかを分析した、たいへん面白い本だったが(題名自体が「メガトレンド」を踏まえた皮肉である)、
その本が「はずれない予測がただ一つある」と言っていたのが「人口構造予測」である。

公衆衛生が発達し栄養状態が改善された先進国においては、今20歳の国民の99%は20年後には40歳になる。
すなわち、これから産まれてくる世代を除き、20年後、30年後の我が国の人口構造は、「既に決まっている未来」なのだ。

本書は、「人口構造」をキーに我が国の現状と将来を地域ごとに分析したものだ。
分析はすべて客観的な数字に基づく。かつ日本全国を文字どおり歩き回った筆者の観察眼によって裏打ちされた指摘は、
常套的な議論に慣れた人々にとっては衝撃的なほど、鋭い。

もしあなたが、あなたの住む地域が、まちが、これからどうなっていくのかということに関心がおありならば、
ぜひ本書を手にとってみられるべきだ。
必ず、参考になる洞察が得られると思う。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
目からウロコぽろぽろの実に面白い本だったので、今さらながら/屋上屋の恥ずかしさを絶えつつおすすめさせて下さい。
今まで各所で鋭い分析を発表されていた藻谷氏がついに単著を出された(のを知った)ので、遅ればせながら読んでみました。「実測!」の名のとおり、あくまでも実際の数値に基づいて、日本の社会・都市・地域の実情とこれからを分析した書物、と、それだけ聞くと地味地味な退屈極まりない内容を想像してしまいます。ところがしかし、ページを開くと、よくもまあここまでと感心するくらいに我々の「常識」をくつがえす議論のオンパレードです。
いわく、「バブル崩壊期ほとんどの地域はたいへんな好景気だった」「工業の活性化は地域振興に結びつかない」「高速交通網整備は人口を減らす」「地方圏より首都圏こそ、極めて危うい」などなど枚挙にいとまがありません。
しかもこれらは、誰でも入手可能といってよい統計数値から、ほぼ直接に導かれている「事実」なのですあーびっくりです。人口を分析視座の中心に据え「率ではなく実数に着目する」などのいくつかの方法論をもとに、あとは素朴ともいえる分析方法(ナントカ分析とかカントカ値というような統計学のタームは微塵も出てこない)だけでここまでの結果を得るというのは、虚心坦懐さと日本全国を行脚した経験のなせるわざなのでしょうか。脱帽です。
今どき珍しい2段組でそこそこボリュームもありますが、週刊誌の連載をまとめたものなので、各項目は数ページにおさまっていますし、独特のちょっと皮肉の効いた文章も面白く、非常に読みやすい内容です。大まかにいって本書前半は日本の地域経済全体の現状とこれから、後半は都市・地域ごとの各論、で、例えば僕のまち私のまちって今どうよ? みたいに興味のある部分から拾い読みもできます。
さて、地域活性化のために著者の提出する処方は主に「地域の個性に着目し、のばす」というものです。暴かれる「事実」の衝撃度に比してのごくごく常識的な答えに、私のような邪道な読者は正直一抹の物足りなさを感じないわけではありませんが、当然これは著者の誠実さの顕れであって、ただセンセーショナルなだけの「トンデモ本」ではない、ということの何よりの証左なわけです。
このレビューは参考になりましたか?
40 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この著者は、「国や地域の動向を把握する際には、出生率・高齢化率などの率よりも、人口の絶対数が重要である」という極めて明快な主張をしている。
人口ピラミッドから地域経済の盛衰を解き明かそうとしており、分析手法は緻密とは言えないが、実に単純で分かりやすく、面白かったのは事実である。

例えば、20〜59歳の人口の増減、小売業の坪効率と売場面積の関係などから、地域経済の状況を上手く説明している点は興味深かった。
また、実際に見てきた各都市圏の実情も説明しているので、統計だけでは知ることができない裏事情も分かり、大変参考になった。

ただ、評価が3つ星なのは、著者は強い口調で「常識」を批判しているが、その批判が的外れな点が多いからだ。
例えば、「出生率」ばかりが注目されている現状を、「出生率が低下しなくても、人口ピラミッドの構造から「出生数」は減少する」
ことを理由に批判しているが、過去の積み上がりである人口ピラミッドは、現在ではどうにも変えようがないから、為政者等は出生率に注目するのではないか?
また、「地域間格差はない」と主張しておいて、「高齢化に関して首都圏と島根県の地域間格差は時間差に過ぎない」と述べており、現時点における地域間格差の存在を自分で認めている。

著者が本書で言わんとするところは概ね納得できる内容である。しかし、彼の「常識」に対する批判の多くは、自家撞着に陥っているか、
著者が俗説になっていると思っている「常識」自体が、「本当にそんなこと世間で言われているの?」と疑問符が付いてしまう「常識」なのである。
また、批判の口調が極めて辛辣、攻撃的で、不愉快な気持ちにさせられる。
細かい話だが、第一刷の図表には、些細な間違いが散見される点に留意が必要だ。
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