経営戦略について、戦略的な思考とはどういう事か?の解説に始まり、「規模化」「差別化」など、定石となっている戦略の解説が続く。
「規模化」に力を入れる成長過程のタイミングや「差別化」の考え方が、実在の企業を例にとり解り易い言い回しで語られている。
その後は、「差別化」の限界についてと新しい定石の解説に進み、最後は戦略的思考を持つための組織論で締めくくられる。
全体に丁寧で解り易いとは思うが、割と一般的によく語られている事が記載されていて、内容に革新性や斬新さはない。
組織論も考え方を新しくという思いは感じられるが、内容に特に新鮮味はない。
ただ、ざっくりと「経営戦略」の意味が解るので、現場の担当者が「ちょっと視野を広げるために経営戦略という考え方に触れてみようか・・・」と思った際は本書を読んでみると良いと思う。