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前編の内容は、前著『日本語の作文技術』を読めば十分であるとの印象を受けたが、裁判の判決文を分かやすい日本語に変換してみせるなど、優れた分析も多い。
後編は、作文技術とは直接のつながりはないものだけれども、力が入っている文なのでとても面白いし、指摘も妥当なものが多いと感じた。おそらく意見は分かれるだろうから、批判的な眼で読み進めてみるのも良いだろう。
優れた内容であるが、前編の部分は前著で十分であると感じたし、後編の部分は「作文技術」と題する本書の守備範囲からは越えていると思われる。本書のこうした構成上の問題は「はじめに」でことわりを入れているので、目を通してから購入されてはいかがだろうか(もちろん前著を読んだ上で)。
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