150頁足らずの薄い本で、正直アマゾンに注文するときは
内容に関してあまり期待していませんでしたが、実際に
読んでみて、思いのほか内容は濃いと思いました。
本書は東京弁護士会の入管法実務学習会の講演録をもとに
編集されたとのことですが、はしがきに記されているとおり、
読者として行政書士も想定されていて、本書はこれから
在留許可申請を扱うことを考えている行政書士の方にも
入管の現状と、それにどう対応するかという点について
参考になると思います。(本書には具体的な書類の
書き方見本等は載っていません。)
本書では訴訟になったケースについても触れているので、
行政書士で扱える限界と弁護士との連携について考える
端緒になると思います。
読後の要望として、第2版改訂に当たって、2009年
時点で入管での事案の取り扱いが変わっている部分などは、
カッコ書きで、さらっと簡単に記されていますが、
できればカッコ書きでなく本文自体を書き改め、
尚且つその変更の背景等についてもう少し詳しく記して
欲しいと思いました。