物語序盤で、祖母にもらった背広のために体を張る名シーンがあるが、そういった周囲の人々との関わりや思いを描いてきたのに、最後ではないがしろにされている気がした。
ラストシーンまでのくだりは感動的であったが、初ステージであれだけ意気込んでいて、かつ祖母やオキナワ、その他大勢はあっけにとられて終わりというのは少々強引な結びだと思う。せっかくのハッピーエンドなのだから、二人の世界だけにとどまらず、これまで支えてくれた人達のエピソードもきちんと終わらせてほしかった。
終盤バタバタしている感があるので、連載の都合などがあったのかもしれない。
「ギラギラ」ほどやっつけの終わりではありませんが、若干疑問符のつくように感じました。とはいえ、全体としては完成度の高い作品だと思います。