シンプルなタイトルに著者の実直さを感じ購入しました。
昨今、世間一般の感覚から大きく逸脱した専門家らによる定年退職後の生活、年金関連、個人起業などの指南書が数多くある中、極めて良書と言えます。
本書の内容は、人生の局面において必ず有用となるお金の仕組み、世の中の仕組みを分かりやすく説明されています。
退職後・空白の5年間、年金の仕組み、投資信託・株式投資における資産運用の功罪、介護問題、個人起業の仕方など、全てにおいてメリットとデメリットを明確に示して下さっており、30代の私にとって実に有益な内容でした。
中でも、年金は「資産」になるという表現により、年金のプラス面を教えていただき、今一度、見直してみようという気持ちになりました。そして、多くの人が抱える不安は、知らないということからくるものであり、世の中の仕組みを知ることがいかに大切かを再認識させられました。
定年世代の方だけでなく若い世代の方もこの本を読むことで、先々の不安を払拭できるはずです。
人生とは人格の向上であり、そうすることで、選択肢が広がり、心豊かな充実した生活を送れると改めて感じました。
定年退職=老後という考え方ではなく、今までの経験と知識を活かせるセカンドステージと捉え実践することで、
より有意義な人生を送っていただきたいという著者の温もりが感じられる一冊でした。